みなさん、協奏してますか! 数あるタクティカルソートの中でも、非常に優秀で強力な協奏。使いこなせれば、色んなクエストが楽にクリアできるようになります。でも、うちは協奏メギドが足りてないからできない、そう思っている人もいますね。しかし、本当に足りていないのでしょうか?
協奏の仕組みをきちんと理解していると、自分で色んな方法を考えて協奏パーティーを組むことができるようになります。逆に、仕組みを知らずに、誰かのパーティーをコピーしようとすると、誰々がいないからできない、という状況に陥りやすくなります。
この記事では、協奏の基礎の仕組みのご説明をしつつ、実際のパーティー編成をご紹介し、できるだけたくさんの人が協奏を楽しめるようにしたいと思っております。
- 協奏の仕組み
- テンプレ協奏の基礎
- テンプレ協奏 ラッシュバルバトス型
- テンプレ協奏 プロメテウス/アイム型
- テンプレ協奏 フォラス型
- ライブ×ニバス協奏
- 配布協奏でケツアルコアトルハード撃破
- アンドラス式大協奏
- 自分なりの協奏を!
協奏の仕組み
協奏は、トランスの1種である
まず、協奏の基本の仕組みから。協奏は「トランス」という、パーティー全体にかける効果の1種です。トランスには他に、怒闘、バレットアーツ、ネクロなどがあります。ちなみに、チェインや、点穴などはトランスではないんですね。
トランスは、特定の技やオーブなどでトランスを開始すると、その影響をパーティーの全員が受け、他のトランスで上書きしない限りは解除されません。また、同時に2つのトランスを使うことはできません。協奏しながら怒闘というのは無理なんですね。
まず、トランスを開始する
協奏を始めるには、まずパーティー全体を協奏状態のトランスにしなければいけません。例えば、サタナイルのスキル、ラッシュバルバトスのスキル、それに、リーダー時のバーストグシオンや、バーストニバスなどのスキルで協奏を開始できます。自分のアジトなら、誰で協奏を開始するかが、まず編成の第1歩です。
音符をためる
協奏開始後、特定のオーブや技などで、音符を発生することができます。主に楽器を使ったり歌を歌うメギドなどの技で音符は発生します。音符は一度発生すると、基本的に2ターンで消えます。
音符は同時に最大10個までためることができ、音符の数によって、パーティー全体に強化効果がかかります。以下は、音符の数とその時にかかる効果の表です。
まず、攻撃力と、範囲ダメージ上昇があがっていくことに注目しましょう。特に、範囲ダメージは音符が増えていくと後半飛躍的に伸びていきます。また、音符5個から、パーティー全体にスキル強化とアタック強化がかかり続けるようになります。これらの強化効果のポイントをまとめてみました。
大協奏
スキル強化とアタック強化がかかる音符5個以上の状態を、大協奏と呼びます。協奏による強化効果だけでなく、大協奏時のみ技や特性が変化するメギドがいます。音符は2ターンで消滅する為、毎ターン2~3音符出せれば、大協奏を維持することが可能になると言えます。
響撃
一部のメギドは、技に響撃と呼ばれる属性がついています。響撃は無敵と回数バリアを無視してダメージを与えることができます。また、音符が多ければ多いほど、ダメージが上昇します。これは、協奏による全体のダメージ上昇効果とは別に、響撃の属性を持っている攻撃はダメージが増幅するんですね。普段は普通の攻撃でも、大協奏時だけ響撃になる場合があります。
範囲攻撃ダメージが上昇
音符を10ためたとしても、単体攻撃であれば、例えば奥義を撃ったとして、攻撃力30%上昇とアタック強化がかかるだけです。フォラスのスキルによるアタック強化は、攻撃力が20%上昇するので、これだけでは大差ない、ということになってしまいます。
しかし、これが列攻撃や、全体攻撃の場合は、ダメージ70%上昇がつくため、大きく威力があがります。この為、協奏を扱うメギドには、範囲攻撃を持っているメギドが多いです。また、これが見逃されやすいんですが、楽器を持って音符を出す、いわゆる協奏メギドでなくても、範囲攻撃をするメギドであればこの恩恵を受けることができます。このことを覚えておくと、より柔軟な編成ができるようになります。
パーティー全体が、スキルとアタック強化状態
もう1つ重要なのは、パーティー全体のスキルとアタックが強化されることです。アタッカーにフォトン強化をかける必要がなくなることは言うまでもありませんが、サポーターそれぞれのバフがフォトン強化状態になることは覚えておきましょう。
例えば、バーストクロケルはスキルで列覚醒しながら音符を出しますが、これはスキル+の時攻撃力10%上昇の効果がついています。そして実は、大協奏の時は、攻撃力15%上昇の効果がつき、さらに、スキル強化状態になるので、攻撃力22.5%上昇となります。通常時と比較すると、2倍以上の効果がついているんですね。
バーストニバスのスキルは使用回数でレベルが上がっていきますが、スキル+のレベル3で、攻撃力30%上昇、大協奏時のスキル強化で45%上昇。奥義+は攻撃力20%上昇ですが、大協奏時は40%、さらにアタック強化で60%上昇ということになります。
普通のパーティーであれば、それぞれのサポーターにスキル強化やアタック強化をかけ、サポーターがアタッカーにバフをして、さらにアタッカーにもフォトン強化をかけてから攻撃させる、というようなことは、ターゲットの問題や、フォトンの数が足らないなどの問題で実現が困難ですが、協奏ではパーティー全体のスキルとアタックが強化されるため、強化効果が全て1.5倍されていきます。
大協奏にして、強化効果をかけて、範囲攻撃をする
まとめると、まず協奏をスタートさせ、音符を発生させる技で大協奏にし、そしてフォトン強化された技でバフをかけ、アタッカーができれば響撃の範囲攻撃をする、というのが協奏の基本的な流れになります。
次は、実戦的な協奏パーティーの例を、いくつか挙げてみたいと思います。
テンプレ協奏の基礎
協奏というと、まず出てくるのがこれです。非常に完成度が高く強力ですが、1つお断りしておくことがあります。テンプレ協奏は大変に強力なので、これが可能なら迷わずまずはテンプレ協奏を使ってみることをオススメしますが、テンプレ協奏が型通りにできないから、協奏は無理、という認識は間違いです。要はクエストが攻略できれば良いのですから、テンプレ協奏は選択肢の1つにすぎません。
また、そのテンプレ協奏にしても、アタッカーがラッシュバルバトスでないとできない、と思っている人がわりといるようです。ラッシュバルバトスをアタッカーにすると、始動が非常に早く簡単かつ強力にパーティーを回せますが、前述した通り、範囲攻撃ができるアタッカーなら選択肢は色々あります。そういった変形も含めて、ご紹介したいと思います。
基本形
基本の形です。配置場所はリーダーによっても変わります。
各メギドの役割
バーストクロケル:覚醒役。ブエルでも可。オーブは水獣ソーサラー等。
ムルムル:奥義によるアタックフォトン配布役。オーブはリャナンシィ等
アンドロマリウス:奥義によるスキルフォトン配布役。オーブはリャナンシィ等
動かし方の基本
クロケルにスキルフォトンを積み、アンドロマリウスとムルムルを覚醒。ムルムルの奥義で全体にアタックフォトンを配布し、そのアタックフォトンでアンドロマリウスの奥義を起動。アンドロマリウスの奥義でスキルフォトンを配布し、そのスキルフォトンでクロケルがさらに全体を覚醒。再度ムルムルとアンドロマリウスを覚醒して、ムルムルの奥義を撃つ、という流れでぐるぐる回します。ムルムルの奥義にはターン終了時全体自動回復、アンドロマリウスの奥義には全体ダメージ軽減効果がついていて、大協奏時にはそれらがフォトン強化された状態にもなるため、一度奥義が回り始めると防御面でも安定します。
残り2名の動きはあまり気にしなくても、適切なメギドを選んでさえいれば、ムルムルの奥義とアンドロマリウスの奥義で配布されるフォトンで、勝手に攻撃してくれたり、音符を出してくれたりして、気がつくと敵を倒している場合が多いでしょう。
弱点は、ムルムルやアンドロマリウスの奥義が回り始める前に、クロケルやムルムルといった起点になるメギドを狙われて倒されると、パーティーが瓦解する場合もあります。敵に応じて、盾役を入れるなどの工夫も必要です。
オーブについて
ムルムルやアンドロマリウスの奥義をできるだけ回転させることで、大量の音符とともに大ダメージが期待でき、防御回復面も充実していくので、水獣ソーサラーや、リャナンシィなどでチャージフォトンやアタックフォトンを追加すると、フォトンの偏りがあっても、安定しやすくなります。
ブエル/プロメテウスについて
クロケルの場所をブエルでやる場合は、ブエルは覚醒ゲージがクロケルより少なく、特性の毎ターン1覚醒によってすぐに覚醒する為、ムルムルの奥義によるアタックフォトンでブエルの奥義を発動するように調整するとうまく回ります。ブエル自身は音符を出さないものの、ブエルの奥義は全体チャージ強化であり、うまく使えば、クロケル以上に、ムルムルとアンドロマリウスの奥義を回転させられます。
アンドロマリウスの奥義はプロメテウスの奥義により代用可能です。プロメテウスはアンドロマリウスよりも覚醒ゲージが長いため、どうしても奥義の回転は遅くなります。ただし、アンドロマリウスと違ってプロメテウス自身が音符を出せるので、音符の面ではカバーが効きます。
さて、ここからは実際のテンプレ協奏の編成と動かし方を動画を交えてご紹介します。
テンプレ協奏 ラッシュバルバトス型
おそらくもっともメジャーなラッシュバルバトス型。アタッカーをラッシュバルバトスにすると、テンプレ協奏の弱点である立ち上がりの隙を最小限に抑えることが可能です。
ラッシュバルバトスが優秀な響撃つきの範囲攻撃アタッカーであることに加え、自身のマスエフェクトで最初の2ターン、スキルを自分に1つ追加します。このスキルで勝手に協奏をスタートしてくれるのに加え、音符を1つずつ出してくれます。
さらに、戦闘開始時にアンドロマリウスとムルムルの覚醒ゲージを+1してくれるので、2人の奥義が1ターン目から起動しやすくなります。テンプレ協奏をやるにあたっては、パーフェクトと言っていいアタッカーです。
各メギドの役割
- ラッシュバルバトス:協奏スタート役兼アタッカー。マスエフェクトでアンドロマリウスとムルムルの覚醒を補助する。オーブは覚醒スキルの威力があがり、3ターン目にスキルを2個追加できるインサニティをつけているが、種族特効オーブなどでもいい
- バーストグシオン:自由枠。他の音符を出すメギドや、盾やサブアタッカー等でもよし。
- バーストクロケル:覚醒役。ブエルでも可。オーブは水獣ソーサラー等。
- ムルムル:奥義によるアタックフォトン配布役。オーブはリャナンシィ等
- アンドロマリウス:奥義によるスキルフォトン配布役。オーブはリャナンシィ等
動かし方の基本
1ターン目、クロケルにスキルを何個積めるかで話が変わります。
クロケルにスキル1つの場合
ムルムルにチャージアタックか、アタック3つ
アンドロマリウスにチャージかアタック2つ
クロケルにスキル2つの場合
ムルムルにチャージアタックか、アタック2つ
アンドロマリウスにアタックかチャージ
上記の動きをすれば、ムルムル奥義からアンドロマリウス奥義が発動して、クロケルにスキル1つのパターンだと、1ターン目に音符5個、クロケルにスキル2個のパターンだと、音符6個が保証されます。自由枠に音符を出せるメギドがいた場合は、さらに伸びます。
自由枠について
音符を出せるメギドを入れてもいいですし、盾役を入れるのもいいですし、それ以外でも良いです。例えば、ユフィールを入れれば状態異常に対応できますし、ダンタリオンを入れれば、奥義で攻撃力を大幅にあげることも可能です。迷ったら、イベント『忌まわしき「蒼の組曲」』で配布されるバーストグシオンを入れてみましょう。ムルムルとアンドロマリウスをグルグルまわしているだけで、列回復、列無敵に加え、攻撃力、防御力、素早さのステータス上昇バフに、サブアタッカーまでこなしてくれる大変に優秀なメギドです。
というわけで、実際に動かしているところを動画でご確認いただければと思います。相手はユグドラシルEXです。
2ターン目に、リャナンシィを使って、グシオンの水獣ソーサラーで追加したチャージの後ろにアタックフォトンを持ってきているのがわりとポイントですね。慣れると、頭の中でフォトンの動きを計算してなるべく多く奥義が撃てるように配分するのがとても楽しくなります。
テンプレ協奏 プロメテウス/アイム型
テンプレ協奏のアタッカーで、バルバトスがいないよ、という人の為の変形を少し紹介します。別に必ずしも協奏は、全員が音符を出すメギドや、響撃が使えるメギドじゃないといけないということはありません。というわけで、アタッカーにバーストアイムを採用したタイプです。
プロメテウスアイム型は、専用霊宝を装備したプロメテウスが協奏始動役となります。プロメテウスはスキルで協奏をスタートするとともに、特殊状態のライブを開始。ライブ中は、火属性攻撃で覚醒ゲージが+1されるようになりますので、アイムはスキルでも覚醒ゲージが増えるようになります。後は、通常のテンプレ協奏と同じように、クロケルで覚醒し、ムルムルの奥義でアタックフォトンを配布し、アンドロマリウスの奥義を起動し、さらにスキルを配布します。
この動きをした時、アイムは、ムルムルの奥義によるアタックフォトン、アンドロマリウスの奥義によるスキルフォトン、そしてアンドロマリウスの奥義のスキルフォトンを使ったクロケルのスキルで、3覚醒することになり、あっという間に覚醒ゲージが貯まっていきます。
さらに、プロメテウスのマスエフェクトも優秀で、まず、プロメテウスが毎ターン1覚醒するようになります。これによってプロメテウスも奥義をうちやすくなります。プロメテウスの奥義は自分以外にスキル配布なので、これでまた、アイムのスキルやクロケルのスキルが発動して覚醒が進みます。さらに、アイムやクロケルはマスエフェクトの効果により確率でターン開始時にスキルが付与されます。
音符を増やしながらアイムの覚醒ゲージをためて、最終的には奥義を撃ちます。アイムの奥義は響撃ではないものの、範囲攻撃であるため協奏によってダメージが上昇し、また、火属性攻撃なので敵に突風地形をつけることで大ダメージが望めます。
バルバトス型と比べると、どうしても初動が遅いのが難点ではありますが、回り始めれば、パワーは十分ですし、音符もしっかり出ます。バーストの霊宝には火属性攻撃のダメージを上昇する系譜「烈火」もありますから、これと組み合わせるとさらに大ダメージが期待できます。
各メギドの役割
- プロメテウス:協奏スタート役。専用霊宝必須。マスエフェクトやライブでアイムを支援する。オーブは水獣ソーサラー等。
- バーストアイム:アタッカー。オーブは突風を付与できるミステリートーチ。
- バーストクロケル:覚醒役。ブエルでも可。オーブは水獣ソーサラー等。
- ムルムル:奥義によるアタックフォトン配布役。オーブはリャナンシィ等
- アンドロマリウス:奥義によるスキルフォトン配布役。オーブはリャナンシィ等
動かし方の基本
1ターン目、プロメテウスにスキルで協奏開始。クロケルのスキルを優先しつつ、アンドロマリウスとムルムルをできるだけ覚醒させます。
2ターン目、ムルムルの奥義から、アンドロマリウスの奥義起動を目指します。可能ならプロメテウスも奥義を撃てると、さらにパーティーが回転します。逆に、プロメテウスが奥義を撃つのが難しそうであれば、スキルを振っておくと、再度ライブを開始して、ムルムルやアンドロマリウスが配布するフォトンを音符に変えてくれます。2ターン目はできるだけ音符をたくさん増やしつつ、アイムの覚醒ゲージをためられると良いです。
3ターン目
2ターン目にためた音符のバフにのせて、アイムの奥義を目指します。アイムに奥義を撃たせること、その前にミステリートーチで突風をつけておくことを意識すると良いです。
それでは、動画で実際の動きを見てみましょう。
テンプレ協奏 フォラス型
フォラスは協奏と相性のいいメギドの1人です。なぜかというと、覚醒スキルで全体化を付与することによって、範囲攻撃ダメージ上昇バフを誰にでも載せることができるからです。
通常のテンプレ協奏と同様に、クロケルのスキルで全体を覚醒しながら、ムルムルの奥義でアタックフォトンを配布し、そのアタックフォトンでアンドロマリウスの奥義を発動させていきます。クロケルとフォラスが覚醒したところで、フォラスの覚醒スキルでクロケルを全体化し、クロケルの覚醒スキルや奥義で大ダメージを出します。
クロケルはもともとアタッカーができるぐらい攻撃力も、そして覚醒スキルや奥義のダメージ倍率も高いメギドです。ただし、単体攻撃の為、協奏の範囲攻撃バフがのらず、普通に使うと、協奏ではサブアタッカークラスにとどまります。これをフォラスの全体化で一気にトップクラスのアタッカーにひきあげます。
各メギドの役割
- バーストニバス:協奏スタート役。協奏スタートできるメギドなら誰でもいいです。ニバスの場合は奥義やスキルによる攻撃力上昇バフにすぐれるサポーターとして機能します。オーブは水獣ソーサラーなど。
- フォラス:全体化付与役。ちなみに、スキルと覚醒スキルには両方攻撃力20%上昇がついていて、これが大協奏だとスキル強化されて、合計攻撃力60%上昇バフがつきます。これも非常に強力です。オーブは水獣ソーサラーなど。
- クロケル:覚醒役兼アタッカー。オーブは種族特効オーブなど。
- ムルムル:奥義によるアタックフォトン配布役。オーブはリャナンシィ等
- アンドロマリウス:奥義によるスキルフォトン配布役。オーブはリャナンシィ等
動かし方の基本
1ターン目、ニバスにスキルフォトンを渡して協奏スタート。クロケルのスキルを優先しつつ、ムルムルとアンドロマリウスを覚醒。
2ターン目、ムルムルの奥義から、アンドロマリウスの奥義を発動。この時、クロケルやフォラスが奥義を使って覚醒ゲージを使ってしまわないように注意。
3ターン目、おそらくクロケルとフォラスが覚醒、もしくはそれに近い状態になっているはずなので、フォラスの覚醒スキルをクロケルにあてて、クロケルの覚醒スキルや奥義でダメージをだします。
それでは、実際の動画を観てみましょう!
この後紹介しますが、フォラスの覚醒スキルによる全体化は、テンプレ協奏に限らず、色んなメギドをアタッカーにできるので、様々な協奏の可能性を持っています。ソプラノキティを持たせて、全体化を全体化する、みたいな動きも強力です。
ライブ×ニバス協奏
テンプレ協奏の形をいくつか紹介しましたが、ここまでは、クロケル(orブエル)、ムルムル、アンドロマリウスがいないと協奏ができないのか、という感じになっていました。もちろんそんなことはありません。というわけで、その3柱がいない、テンプレ協奏とは違う形をご紹介しておきます。テンプレ協奏ではないんですが、仕組み的には、上記で紹介した、フォラス型テンプレ協奏の亜種、という言い方もできるかもしれません。
3つぐらいポイントがあります。1つは、ライブを開始したアスラフィルにニバスが奥義を使うことで、一気に音符を稼ぐこと。2つ目は、フォラスの覚醒スキルでバーストバティンを全体化すること。3つ目は、最後に覚醒したバティンにニバスが奥義を放つことで、強烈な攻撃力上昇バフをかけながら奥義を撃たせること、です。
フォラスで全体化をかけるところと、ニバスの奥義でバフをかけながらアタッカーの奥義を誘発するところは、フォラス型の動画と同じですね。ただし、音符のエンジンがテンプレ協奏とは違って、ライブを使って一気に稼ぎます。
このパーティーは、最終的にやや運が絡むので、周回向けではなく、1回金冠をとる用のパーティーです。ただし、バティンがもともと超火力の持ち主であることもあいまって、テンプレ協奏と比べても、瞬間最大火力は文字通り桁違いです。
ちなみに、アスラフィルはプロメテウスでも可能です。というか、本当はプロメテウスの方が協奏スタートとライブスタートをスキルフォトン1つで兼ねられるので優秀とも言えるんですが、プロメテウスのライブはアイムのところでご紹介したので、ここではアスラフィルを使ってみたいと思います。
また、アタッカーはバーストバティンの他、5章に加入するメギドでも、ほぼほぼ同じことが可能です。5章加入メギドの場合は、マップ移動があるクエストなら、道中の雑魚で体力を調整することによって、フォラスの全体化を省いてもっと楽に、あるいは早く敵を倒すことも可能です。今回はストーリー攻略中の人もネタバレを気にせず見れるようにバティンでやってみたいと思います。バティンをお持ちでない方は、5章加入メギドの方で試してみてください。
各メギドの役割
アスラフィル:ライブ役兼、ブラッディエッジによる強化役。プロメテウスでも可。プロメテウスの場合は専用霊宝をもって協奏開始役も兼ね、またミステリートーチで突風役もする。
サタナイル:協奏開始役兼大幻獣オーブフラカンによる突風役。フラカンはミステリートーチでも良いが、ミステリートーチの方が威力が高い為、バティンがアタッカーの場合、ボスの体力を5%以上削らないように注意。プロメテウスがいる場合は、クロケルやブエル、ウァサゴなどを覚醒補助役にすると、フォトン事故が少なくなる。
フォラス:全体化役。オーブは、自身にチャージフォトンを追加するヴァジュラ(メインクエスト4章32で入手)。
バーストニバス:奥義による、フォトン追加やバフをする役。オーブはヴァジュラ。
バーストバティン:アタッカー。マスエフェクトで、自身と、ニバス、フォラスの覚醒ゲージを戦闘開始時+2してある。5章加入メギドでも可。
動かし方の基本
1ターン目、ニバス覚醒、フォラスとバティンをできるだけ覚醒、サタナイルにスキルで協奏開始。フォラスはフォトンが何であれ、ヴァジュラを2回使うことで必ず2ターン目には覚醒するので、チャージフォトンを優先的にニバスとバティンに渡します。ニバスは2ターン目に奥義を撃ったあと再覚醒させたいので、最優先です。
2ターン目:ターゲットアスラフィル
アスラフィルにスキルでライブ開始。ニバスにアタックで奥義発動、アスラフィルにフォトンを3つ追加します。アスラフィルのライブ開始で音符1、ニバスの奥義起動で音符2、ニバスの奥義によるフォトン3つで音符3、計6音符を一気に稼ぎます。
さらに、ニバスにチャージとヴァジュラで再覚醒。残ったフォトンでバティンやフォラスが覚醒していなかったら覚醒させておきます。
仮にここで、ニバスが覚醒できなかった場合でも、3ターン目はフォトンが1つ余裕があるので、成立可能です。ただし、フォラスが未覚醒で、ニバスが覚醒していると、3ターン目の行動順に問題が出るので、フォラスを優先して覚醒するようにしておいてください。ここでは、2ターン目終了時にバティン、フォラス、ニバスが全て覚醒した仮定で進めます。
3ターン目:ターゲットバティン
アスラフィル:ブラッディエッジ
フォラス:スキルフォトン
ニバス:アタック
サタナイル:ミステリートーチ
ニバスが覚醒していない場合は、チャージやアタックなどを使って覚醒し、奥義を撃ちましょう。その後、ニバスの奥義による追加フォトンの並び方で結果が変わります。これが周回には向かない理由ですね。
スキルの直後にアタックが来るとハズレです、覚醒スキルの後通常アタックとなって、奥義が発動しません。それ以外は基本的にあたりで、奥義による大ダメージが期待できます。もし、スキルチャージアタックと並んだら大当たりで、バティンがシフトして超ダメージをたたき出します。というわけで動画をご覧ください。
動画のフォトン配列は大当たりではないですが、それでもボスに18万ダメージを出しています。ほとんどの敵は一掃する威力でしょう。
ちなみに、バティンにイルベガン、アスラフィルにいたちブラスターを持たせると、3ターン目開始時に、ニバス、バティン、フォラスの3柱が全員覚醒していることを条件に、ニバスの奥義によるランダム要素を無くすことも可能です。ブラッディエッジや種族特効オーブが無くなる為威力は落ちますが、それでも十分倒せるという場面の方が多いでしょう。
さて、ここからは、これまでにメギド部で紹介したことのある協奏を、動画と編成画面でご紹介していきたいと思います。詳細はすでに記事にしてあるので、リンク先をご覧ください。
配布協奏でケツアルコアトルハード撃破
これは、協奏用のメギドがいないよ、という人向けに、できるだけ少ない要素で協奏を成立させて、実際に難関クエスト攻略をしよう、というパーティーです。5章ステージ39のケツアルコアトルハード(ケツアルコアトル戦はベリーハードよりハードの方が難しいと言われているのです)を攻略しています。ちゃんと、大協奏を維持できるんですよ。
グシオンが回復、バリア、サポート、アタッカーとしてあらゆる役割を1人でこなす圧倒的に優秀なところを見せつけるとともに、協奏でなかなか声がかからないカウンターの方のバルバトスが活躍するパーティーです。
グシオンとバルバトス以外は、配布メギドの中から選んでいるだけなので、耐久力高めで、列攻撃オーブなどが持てれば、誰でも大丈夫です。
詳しい解説は以下のリンクから。
アンドラス式大協奏
最後は、メギド部が紹介する編成の中でも、相当変わり種の、アンドラス式大協奏。なんじゃこりゃって感じの編成ですが、フォラスが自分に全体化をかけたあともう一度全体化を使うことで全体を全体化し、アンドラスが奥義を撃つと、全体にスキルが配布され、全体がぐんぐん覚醒し、じゃんじゃん回復し、どんどん音符がたまって、クロケルがガンガン攻撃する、という協奏です。
これは、テキストで説明されてもよく分からないと思うので、ぜひ動画をご覧ください。動画は2ターン準備に使って、フォラスが全体に全体化をかけたあと、3ターン目から始まります。
こちらも、事前準備含めて詳し解説記事がありますので、やってみたいという方はこちらをご覧ください。
自分なりの協奏を!
というわけで、いかがだったでしょうか。まだまだ協奏にはいろんな形があると思いますし、工夫もできると思います。ぜひ、基本の仕組みのところを理解して、ご自身のアジトにあわせて、協奏を楽しんでみてください。