この記事は、9章加入メギドの情報が入っています。記事公開時点配布済みの9章2節までクリアしていない方は、ストーリ加入メギドのネタバレがあることにご注意ください。問題ない方は、チラ見え防止ネフィリムの先の本文にお進みください。
オロバス爆弾完成!
というわけで、オロバスです! オロバス爆弾! まずオロバス爆弾とは何かという説明をしておくと、カウンターオロバスの奥義にある「味方に付与されているデスギフトを、最大10個まで自身に移す」という能力を利用して、オロバスにダメージ系のデスギフトを集約した上、オロバスが死ぬことにより、デスギフトを一気に開放して大ダメージを狙うという戦術です。もっとも、オロバス爆弾というのは僕が勝手に呼んでいるだけなので、この呼称が一般的なものかどうかはわかりません。(とはいえ、死亡時ダメージを自爆のイメージから爆弾と呼ぶことは結構ある気がします)
2020年8月10日にカウンターオロバスがリリースされた時、仲間のデスギフトを全部吸い込んで爆弾と化すオロバス爆弾に大変魅了され、すぐに試してみましたが、当時は1柱2つずつのデスギフトをつけた上でそれを吸い込んで殺されるという手順に加え、オロバス自身の攻撃力バフまで組み込むとなると準備は極めて複雑になり、それでいて火力はそこそこということで、対コンピューター戦の1人用ではかなりイマイチという印象でした(コロシアムの対人戦ではその限りではありませんが)。
しかし、その事情が1柱のメギドと1つの専用オーブでガラッと変わりました。そう、バーストアムドゥスキアスとアラハバキです。アラハバキのスキルは待機2ターンで自分以外の味方全体にデスギフト付与。デスギフトは、敵単体に防御無視の攻撃力3倍ダメージ(レベル最大時)。
カウンターオロバスの覚醒スキル+が、敵単体に攻撃力1.5倍のダメージ(覚醒ゲージ0の相手にダメージ1.2倍、ソウル2つ消費で1.5倍に変化)を与えるデスギフトを、自分以外の味方に付与という能力でしたので、オーブ1個で3倍ダメージをつけられるアラハバキは、ダメージソースの点からも、そして手軽さからも大変優秀です。
さらにアムドゥスキアスのスキル+も仲間1柱に攻撃力2.5倍ダメ―ジ単体攻撃(ソウル消費で3.5倍)のデスギフトを付与できます。これも結構なパワーです。
そこで、これらのデスギフトを利用して、10連爆破オロバス爆弾をを作ってみたところ、大幻獣やストーリーボス相手でも十分な火力になりました。というわけで今回はアラハバキとアムドゥスキアスを使ったオロバス爆弾編成のご紹介となります。この編成はメギド部の部員さんがアラハバキとオロバスの親和性を発見し、みんなで内容を詰めていったものになります。
ネクロ×ダンタリオン版
まずは、ダンタリオンの奥義による強烈な攻撃力上昇強化を使ったバージョン。オロバス、アムドゥスキアス、ダンタリオン全て後列のメギドなので、列覚醒と相性がいいです。
大まかにやることは、アムドゥスキアスのスキル、オロバスの覚醒スキル、アラハバキで合計10個のデスギフトを付与、アタック強化したダンタリオン奥義で攻撃力を強化して、アムドゥスキアスの奥義を発動してからオロバスが奥義を撃つと、浸食地形の効果でオロバスが死んでデスギフト発動、敵を一掃した後にマスエフェクトで復活して金冠、という算段です。
覚醒補助にフォラスのボーパルバニーと、ザガンのウィッチスリザーを使っています。フォラスとボーパルバニーの組み合わせが無い人は、スキルフォトンの要求数が増えますが、ブエルを使うと列覚醒とアタック強化が両立出来て良いかもしれません。
各メギドの役割
- オロバス:デスギフト配布役兼爆弾。オーブは敵に合わせて種族特効など。防御力の高い相手にはチーフブレーダーなどの防御無視オーブもありだが、アラハバキのデスギフトはもともと防御無視効果がある。
- アムドゥスキアス:デスギフト配布役兼、オロバス起爆用浸食地形役。オーブはアラハバキ。
- ダンタリオン:攻撃力強化役。オーブはレッドウィング。
- フォラス:覚醒補助役兼アタック強化役。オーブはボーパルバニー。ブエルでもよく、ブエルの場合はオーブは自由。
- ザガン:盾役兼覚醒補助役。オーブはウィッチスリザー。ウィッチスリザーさえ使えれば良いので、カウンターで自由にメギドを選んでよい。敵によってはサブナックワントップなどが安定する場合も。
動かし方
4ターン1巡目にアムドゥスキアス奥義の後、オロバス奥義発動、オロバス浸食地形のダメージで死んで起爆、という流れを作ります。
1ターン目:ダンタリオン以外をターゲット
フォラス:ボーパルバニー
アムドゥスキアス:スキル
ダンタリオン:アタック2個かチャージ
ザガン:(余裕があればスキル)
アムドゥスキアスのスキルには攻撃力上昇効果がついていますが、ターゲット無しの挙動は、攻撃力上昇バフのそれではなく、ランダムではないかと思われます。2ターン目はフォラスがアタック強化をする為ダンタリオンをターゲットするので、1ターン目はダンタリオン以外をターゲットしてスキルを使うと良いでしょう。
2ターン目:ダンタリオンターゲット
フォラス:ボーパルバニー
ザガン:ウィッチスリザー(余裕あればスキル)
アムドゥスキアス:スキル
ダンタリオン:前のターン何もフォトンがとれてなければアタック2個かチャージ1つ、前のターンアタック1つなら、このターンアタック1個。
ダンタリオンは2ターン目終了までに自力で2覚醒しておけば、3ターン目1巡目に奥義が撃てる計算です。
3ターン目:オロバスターゲット
フォラス:ボーパルバニー
ダンタリオン:奥義、レッドウィング
オロバス:覚醒スキル
アムドゥスキアス:アラハバキ
4ターン目:
フォラス:ボーパルバニー
アムドゥスキアス:奥義
オロバス:奥義
で、起爆! オロバス死亡後はちゃんとマスエフェクトで復活します。
それでは動画を観てみましょう。相手は大幻獣アシュトレト。オロバスには霊宝をつけていませんが、アラハバキは星3レベル11です。オロバス爆弾が爆発してアシュトレトの各部分を次々破壊する様をお楽しみください。(なお、この動画はデモンストレーション的なもので、特にこの編成がアシュトレト周回に向いているわけではありません。あらかじめご了承ください。)
いかがだったでしょうか。オロバスの合いの手を毎回入れながらアシュトレトの各部分を次々と破壊していくなかなか愉快な動画ではないかと思います。さてここで、1つ問題です。アシュトレトの各部分を撃破していくとソウルが貯まります。ソウルがたまるとどうなるでしょうか?
死亡時ダメージとトランスの関係
死亡時ダメージというのは、基本的に死ぬ直前のステータスで決まります。では、死亡時ダメージを与えている途中にトランスによる影響でステータスが変化する場合、どうなるのでしょうか?
動画は3種類のデスギフトが乱れ飛んでいてわかりにくいのですが、上記の写真はその中からソウル3の時のアラハバキのデスギフトと、ソウル15の時のアラハバキのデスギフトのダメージを比較したものです。明らかにダメージが増えているのがおわかりいただけると思います。僕もアラハバキオロバス爆弾を調整する中で初めて気がついたのですが、どうも死んでいる状態でもトランスによる影響はちゃんとダメージに反映されるようなのです。
オロバス爆弾が爆発した時の攻撃先は、普通の攻撃の挙動と同じで、ノーターゲットだった場合は、1撃で倒せる敵か、体力の低い敵から狙っていきます。なのでこのように10連爆破を行った場合、次々と体力の低い雑魚を粉砕してソウルをため、最大火力でボスを攻撃するような挙動に自然となります。なかなか良いではないでしょうか。
逆に言うと、敵がボス1体の時は、ネクロの恩恵はあまりない、ということでもあります。そこで、別バージョンをもう1つ考えてみました。
ボティスコロッセオ版
というわけで今度はボティスを使ったコロッセオ版です。こちらはボティスにアタック強化をかける関係と、前後に分かれたメギドを覚醒したい為、できればフォラス×ボーパルバニーがあると3ターンで決着がつけられます。ただし、覚醒の問題だけなので、ゆっくりやれるのであれば、フォラスがリリムでも問題はありません。
やることはダンタリオン版とほとんどおなじなんですが、ダンタリオンの奥義がボティスの奥義に代わり、ネクロを上書きしてコロッセオ状態になります。コロッセオの優勢、劣勢の変化は、ソウル同様、オロバス死亡後に変動してもデスギフトのダメージに影響を与えます。
ダンタリオンよりもボティスの覚醒ゲージはずっと少ないことと、また、ボティスがアサルトボックスを持てることで、ダンタリオン版より1ターン短い3ターンで決着をつけることができます。
各メギドの役割
- オロバス:デスギフト配布役兼爆弾。オーブは敵に合わせて種族特効など。防御力の高い相手にはチーフブレーダーなどの防御無視オーブもありだが、アラハバキのデスギフトはもともと防御無視効果がある。
- アムドゥスキアス:デスギフト配布役兼、オロバス起爆用浸食地形役。オーブはアラハバキ。
- ボティス:コロッセオ役。オーブはアサルトボックス。
- フォラス:覚醒補助役兼アタック強化役。オーブはボーパルバニー。
- ザガン:盾役兼覚醒補助役。オーブはウィッチスリザー。ウィッチスリザーさえ使えれば良いので、カウンターで自由にメギドを選んでよい。ボティスワントップは不安なので前衛が良いと思われる。
動かし方
3ターン目にアタック強化ボティス奥義、アラハバキとアムドゥスキアス奥義、オロバス覚醒スキルと奥義をいっぺんに起動します。
1ターン目:ボティス以外をターゲット
アムドゥスキアス:スキル、チャージか、アタック2個
オロバス:アタックかチャージ
フォラス:ボーパルバニー
ザガン:(できればスキル)
アムドゥスキアスやオロバスのアタック、チャージは、取り逃した場合、2ターン目でも1個までなら間に合います。
2ターン目:ボティスターゲット
アムドゥスキアス:スキル
フォラス:スキル、ボーパルバニー
ザガン:ウィッチスリザー(できればスキル)
1ターン目にアムドゥスキアスやオロバスのアタック、チャージをとり逃している場合はこのターンで補い、ターン終了時に両者覚醒するように調節。
3ターン目:
アムドゥスキアス:アラハバキ、奥義
オロバス:スキル
ボティス:アサルトボックス、奥義
アムドゥスキアスの奥義は必ずアラハバキの後に撃ちましょう。でないとオロバスが奥義を使う前に死んでしまいます。ボティスの奥義は敵の攻撃力も上がるため、先にアサルトボックスを使う方が安全ですが、盾役などでしっかり守れていれば、先に奥義でも問題はありません。
ちなみに、アムドゥスキアスの奥義はオロバスを殺す為のものなので、早い決着にこだわらなければアムドゥスキアス奥義は3ターン目に撃てなくても良いです。また、盾役のかばうをわざとはずして、執心によって敵に殺してもらう方法ももちろんありでしょう。
というわけで、今度は単体で防御力も高く体力約15万を誇るリリィEXにぶつけてみたいと思います。
オロバス爆弾のメリット
最後、浸食ダメージも手伝ってちょうど3ターンで倒せましたね。貫通無効のリリィには強制的に防御力を下げれるコロッセオがよく刺さります。というわけで、大幻獣やストーリーボスを相手にしてもオロバス爆弾で十分なダメージが出せることが分かりました。これにたとえば、オロバスに霊宝で系譜「狂勇」をつけてあげたりすると、さらにダメージは伸びていきます。
さて、最後にオロバス爆弾のメリットについてお話したいと思います。デスギフトの攻撃はフォトン強化が乗らないなど、ダメージを出しにくい欠点がありましたが、アラハバキとアムドゥスキアスによってその点は大幅に改善されました。
攻撃方法としては、そこそこの倍率の10連続攻撃ということで、オリエンスの覚醒スキルに近いダメージの与え方です。オリエンスと比較すると
- ターゲット誘導ができる
- フォトン種類指定のダメージ軽減に強い
- 劣化フォトンに強い
- ネクロでも強いがコロッセオでも使える
- 防御無視がやりやすい
というメリットがあります(もちろんオリエンスにはオリエンスのメリットもたくさんありますが、話がずれるのでここでは割愛)。特に、フォトン由来ではないというのがデスギフトの特徴的なところで、例えばアシュトレトでもアタックダメージ軽減のスキルがあったりしますが、そういうものを無視できるというのはなかなか面白いポイントです。お手軽簡単超強い、という類の戦術ではありませんが、カウンターオロバスを持っている人は、手札の1つに加えておいて損はないと思います。また、デスギフトの種類が増えると、今後も色々出来る可能性もあります。
ま、個人的には、オロバスが全員のデスギフト集めて自爆する戦術が実用レベルというだけで、楽しくて何度も回していたりします。オロバス面白すぎるでしょう。
それでは!