過去に「メギド部!」では、オリエンスを全体化して2ターンでジャガーノートを攻略する方法を記載したことがあります。これは、オリエンスの不具合修正に際して、修正後もオリエンスのポテンシャルが高いことを検証する目的で書いたつもりでしたが、メギド部員の知り合いの方が、この攻略を真似して周回しようとしてなかなか安定しない、というのを聞きまして、あ、それは申し訳ないことをしたと思って後から、周回用には向かない旨を書き足しておきました。
ただ、オリエンスを使ってジャガーノートを安定攻略できないか、というと、実はできるんですね。できるんですが、オリエンスの使い方が全然違うんです。というわけで今回はオリエンスを持っている人向けのジャガーノート攻略を書いてみたいと思います。
前回の反省をいかして、最初に今回のパーティーの使い道を書いておくことにします。ジャガーノート本体を2ターン1巡目にかなり安定して倒すことができるパーティーです。持っているメギドによりますが、雑魚掃討に時間がかかるため、高速周回パーティーではないです。クリアまでに5~7ターン程度かかります。また、先にジャガーノート本体を倒す為、捕獲には向きません。
出来るだけたくさんの人に試していただきたいので、今回も、持っているメギドに応じた複数の編成をご紹介します。ジャガーノートについての解説や、概要の他は、お持ちのメギドがいる編成だけ見ていただければよいように書いておきますので、選んでお読みください。それぞれの方が、自分のメギドがいる編成だけを抜き出して読んでも平気なように、重複して書かれている部分があります。ご容赦ください。
ジャガーノートについて
ジャガーノートの最大の特徴は、攻撃されると反撃する、ということです。この反撃が、EXでは強化解除の上攻撃力の4倍という奥義クラスの大ダメージで、もらえばまず助かりません。なので、倒す方法としてあがるのは、直接ダメージを与えずに準備ができるハイドロボムを使うか、1撃で倒せる奥義などを使うか、のどちらかになります。今回ご紹介するのは後者の、1撃で倒す方です。
ただし、特性で火属性と雷属性のダメージを100%軽減するので、つまり効かないので、地形コンボは使えません。代わりに、ハイドロボムを2個以上付与されると、被ダメージが200%上昇します。
ジャガーノート自体の基本の奥義は攻撃をしてきませんが、前列には4体のお供がいて、この4体が奥義を撃つと、ジャガーノートの奥義を攻撃用のものに変化させた上、チェインで即座に奥義を使用、ほとんどの場合はパーティーが半壊するようなダメージを与えてきます。
ジャガーノートはスキルを優先してとり、そのスキルでお供を覚醒させつつ、確率でスキルを付与してきます。だいたい、3ターン目の頭ぐらいまでが猶予で、それを過ぎると、お供の誰がしかが奥義を撃ってきて負ける、というパターンが増えていきます。この奥義は、ジャガーノート本体、あるいはお供の雑魚、どちらかが倒れていると効果を発揮しないので、覚醒減少とハイドロボムで持久戦を仕掛けるようなやり方を除けば、3ターン目頭までにどちらかを倒してしまうのが、1つのポイントになります。
もう1つの負けパターンが、この斧型をしているお供のアクスト。4体いるお供の右から2番目です。アクストのスキルには敵の素早さを100%低減させる効果があります。つまり素早さ0になるということですね。
短いターンでジャガーノート本体を1撃必殺する場合、緻密なバフや、ハイドロボムの付与が欠かせず、アタッカー以外の誰かがこのアクストのスキルをもらうと、行動順が崩れて倒し切れなくなる場合が多いです。そして、倒し切れなければ反撃でアタッカーがやられてしまいます。
今回は、オリエンスを使って、2ターン1巡目に、ジャガーノート本体に必殺の1撃を入れることと、このアクストのスキルに対処することの2点を安定的に実現するパーティーを提案します。
オリエンス式ジャガーノート攻略概要
パーティーの基本はこうです。オリエンスの使い方が全然違うと言いましたが、このパーティーのオリエンスはメインアタッカーではなくサポーターです。そしてアタッカーはマルコシアスになります。ジャガーノートの種族は、大幻獣、物体、そして悪魔です。マルコシアスの悪魔特効2倍が刺さります。
さらに、オリエンスのマスエフェクトで覚醒ゲージは3になり、攻撃力が5%上昇。その上、オリエンスの奥義によって、バレットアーツ状態になり、オリエンスのバレットのダメージ60%上昇が乗る上に、マルコシアスの奥義+は、奥義レベル3で4.25倍が、0.5倍上昇して、4.75倍になります。
結果、アタック強化と、多少の攻撃力上昇バフや種族特効オーブでジャガーノート本体を1撃必殺できるようになる、というのが基本の仕組みです。
ジャガーノート打倒後は、オリエンスが雑魚殲滅役となります。敵が1列に並んでいるので、マルコシアスの覚醒スキルで倒したくなりますが、何度か試してみた結果、フォトンを持っている敵や、トルーパーでダメージの大きい炎器のシュペーアなどから、オリエンスで各個撃破した方が安全に感じました。オリエンスのスキルはラッシュゼパルと同等の優秀なものであり、なおかつ自分より遅い敵に1.5倍という特性が非常に強力です。
その他の共通要素として、ジャガーノートにつけるハイドロボムは、メインクエスト6章57、58のハード、ベリーハード、59、60のハードクリア報酬でもらえる「流水のまじない師」を使います。流水のまじない師はハイドロボム付与率90%ですが、星3レベル11にすることで、100%まで引き上げられます。星2レベル8でも97%まで確率上昇させられ、10回に1回の失敗を30回に1回にまで減らせますので、ぜひ、できるだけ強化して使ってください。記事執筆現在では、星間の造花交換所でも、交換が可能になっています。
ナベリウス×クロケル(orブエルorバーストメフィスト)編成
ナベリウスと、クロケル(もしくはブエルかバーストメフィスト)を使った編成。要求フォトンが1番少ないため、最もフォトン事故が起きにくい編成。ただし、ナベリウスワントップの為、ナベリウスが非常に高い確率で死にます。なので、金冠をとるのには向いていません。もちろん、ナベリウスがやられても攻略できる前提で組んであります。
ナベリウスワントップの理由は斧型のお供、アクストのスキルによる素早さ低減を防ぐためです。ナベリウスの特性でオーブ使用間隔を短くし、1ターン1巡目にエクスプローラーをマルコシアスに使えば、彼女はそれ以上やることはありません。ただし、後列の弾除けになってくれます。アクストはファイターなので前列を優先して攻撃する為、役割の終わったナベリウスが後列の盾になって、素早さ低減から守る、という仕組みです。
また、クロケルを入れることによって、スキルでもマルコシアスが覚醒する為、スキル、アタック、チャージ、がどんな組み合わせで来ても、覚醒できないということがあり得ません。この役割はブエルでも可能ですし、6分の1でサイコロに1の目がでて覚醒に失敗する事故はあるものの、バーストメフィストでも可能です。
各メギドの役割とオーブ
- オリエンス:マスエフェクトと奥義でマルコシアスをサポート。かつ、流水のまじない師でハイドロボム付与。ジャガーノート打倒後は、雑魚殲滅役。
- マルコシアス:アタッカー。オーブは何でもよし。種族特攻オーブの必要なし。
- クロケル:覚醒補助役兼、レッドウィングによる攻撃力バフ役。ブエルかバーストメフィストでも可。ただしメフィストの場合は、サイコロの目で1が出ると覚醒に失敗するリスクがある。レッドウィングはレベル最大で運用を確認。
- ナベリウス:エクスプローラーによるアタック強化役兼、1ターン目に斧型雑魚のアクストのスキルによる素早さ低減から仲間を守る。
- ムルムル:流水のまじない師によるハイドロボム付与役。マルコシアスより素早いラッシュスナイパーなら誰でも可。前列のメギドだと、アクストによる素早さ低減事故があることに注意。
攻略の手順
1ターン目:敵ターゲット無し/味方ターゲットマルコシアス
マルコシアスとクロケル:チャージアタックはマルコシアス、スキルはクロケルに渡して、マルコシアスを覚醒させる。
オリエンス:アタック
ナベリウス:エクスプローラー
2ターン目:敵ターゲット:ジャガーノート/味方ターゲット:マルコシアス
マルコシアス:アタック
オリエンスとムルムル:流水のまじない師
クロケル:レッドウィング
ジャガーノート撃破!
それでは、実際の様子を動画でご覧いただきます。ジャガーノート本体を撃破するところまでになっています。
オリエンスリーダーでジャガーノート攻略 ナベリウス&クロケル編成版 【メギド72】
というわけで、わりとあっさりジャガーノートが倒せているところをご確認いただけたのではないでしょうか。敵の厄介な攻撃は大体スキルなので、オリエンスに渡すアタックの確保以外は、スキルを優先してとっていくと、安全かなと思います。
フォラス編成
続いて、こういった攻略記事を作ろうとすると、いつも出てきてしまうフォラス編成。アタック強化とオーブ使用間隔1ターン減少という能力が、とにかく腐りにくいのでしょうがないですね。
ナベリウス編成に比べると、必要フォトンが少し増えはしますが、金冠を目指す場合はこの編成が有効となります。
ガープワントップにしてある理由はナベリウス編成のところでも書いてありますが、斧型のお供、アクストのスキルによる素早さ低減から後列を守るためです。アクストはファイターなので、ガープワントップにしてあれば、スキルでかばうを使わなくても、勝手にアクストはガープを狙います。なので、極端なことを言えば、前列であれば、どのメギドでも良いことになります。もっとも、ガープは特に適正が高いです。そこらへんは後述します。
各メギドの役割とオーブ
- オリエンス:マスエフェクトと奥義でマルコシアスをサポート。かつ、流水のまじない師でハイドロボム付与。ジャガーノート打倒後は、雑魚殲滅役。
- マルコシアス:アタッカー。メインクエスト5章ステージ47、48のハードクリア報酬で手に入る「レゼルボア」か、5章ステージ45、46のハード、ベリーハードクリア報酬、あるいは7章ステージ72のドロップで手に入る「バインドブレイン」を装備。どちらも物体特効。星1、レベル1で運用を確認。記事執筆現在、レゼルボアは星間の造花交換所でも入手可。
- フォラス:アタック強化役、および、水獣ソーサラーによる覚醒補助役。
- ムルムル:流水のまじない師によるハイドロボム付与役。マルコシアスより素早いラッシュスナイパーなら誰でも可。前列のメギドだと、アクストによる素早さ低減事故があることに注意。
- ガープ:アクストから後列を守る盾役。スキルのかばうは使わなくても、アクストからは守れる。前列ならどのメギドでもこの役割は努められるが、全員生存を目指す場合は、当然耐久力が高く、かばうができるメギドが望ましい。ガープは、耐久力が高い上、ベインチェイサーで雑魚殲滅も手伝えるので非常に適性が高い。
攻略の手順
1ターン目:敵ターゲット無し/味方ターゲットマルコシアス
マルコシアス:アタック、もしくはチャージ
フォラス:スキルと水獣ソーサラー(スキルは取れなければ2ターン目でも間に合う)
オリエンス:アタック
2ターン目:敵ターゲット:ジャガーノート/味方ターゲットマルコシアス
マルコシアス:アタック
フォラス:(1ターン目にスキルをとれてなければスキル)
オリエンスとムルムル:流水のまじない師
ジャガーノート撃破!
というところで、実際の映像をご覧いただきます。ナベリウス編と同じく、ジャガーノートを撃破するところまでの動画となっています。
オリエンスリーダーでジャガーノート攻略 フォラス編成版 【メギド72】
要求フォトンはナベリウス版に比べて増えてはいるんですが、フォラスのスキルは1ターン目か2ターン目に1つ取れればよく、マルコシアスやオリエンスに使うアタックやチャージは、ジャガーノートがスキルを優先してとりがちなこともあって、そんなに難しくはない印象です。ジャガーノート攻略後は、ガープが守ってくれ、さらにベインチェイサーで攻撃の援護もしてくれるので、より戦いやすくなります。
オリエンス以外のキーマン無し編成
最後は、オリエンスさえいれば、編成難易度が非常に低い形です。実は、要求フォトンは、フォラス版と大差ないですね。この編成特有のリスクとしては、敵側に、2ターン目1巡目の攻撃を許すことと、マルコシアスが確定でやられます。なので、この編成は金冠はとれません。
どういうことかというと、実はこの編成でマルコシアスが奥義を撃った場合、バフが足りなくて倒せません。マルコシアスに物体特効のレゼルボア、もしくはバインドブレインを最大強化して装備させても、まだ足りません。そこで、ガープのベインチェイサーで追撃して倒してしまおう、というのがこの編成です。ジャガーノートは1撃で倒さなければ反撃でやられてしまいますが、別にやられるのはアタッカーだけの話で、もう1発用意しておけばクリアには支障がないですからね。
また、他の編成でも触れていることですが、斧型の雑魚、アクストはファイターなので、スキルによる素早さ低減は、ワントップのガープだけを狙います。結果、後列の素早さに変化なく、素早さを変えられたせいで事故る、ということがありません。
各メギドの役割とオーブ
- オリエンス:マスエフェクトと奥義でマルコシアスをサポート。かつ、流水のまじない師でハイドロボム付与。ジャガーノート打倒後は、雑魚殲滅役。
- マルコシアス:アタッカー。メインクエスト5章ステージ47、48のハードクリア報酬で手に入る「レゼルボア」か、5章ステージ45、46のハード、ベリーハードクリア報酬、あるいは7章ステージ72のドロップで手に入る「バインドブレイン」を装備。どちらも物体特効。星1、レベル1で運用を確認。記事執筆現在、レゼルボアは星間の造花交換所でも入手可。
- ムルムル:エクスプローラーによるアタック強化役。マルコシアスより速いラッシュスナイパーであれば誰でも良い。
- バフォメット:流水のまじない師による、ハイドロボム役。マルコシアスより素早いラッシュスナイパーであれば誰でも良い。
- ガープ:ベインチェイサーでとどめを刺すサブアタッカー兼、アクストのスキルによる素早さ低減から仲間を守る盾。スキルを使わなくても、アクストは勝手にガープを狙う。ベインチェイサーを最大強化した状態で試して、倒せることを確認。
未強化のベインチェイサーを所持していないもので、星3で試していますが、計算したところ、おそらくは星1レベル5のベインチェイサーで確殺と思われます(計算が間違っていなければ)。
攻略の手順
1ターン目:敵ターゲット無し/味方ターゲット無し
マルコシアス:アタック、もしくはチャージを複数積んで覚醒する。
オリエンス:アタック
2ターン目:敵ターゲット:ジャガーノート/味方ターゲットマルコシアス
マルコシアス:アタック
ムルムル:エクスプローラー
オリエンスとバフォメット:流水のまじない師
ガープ:ベインチェイサー
ジャガーノート撃破!
というところで、実際のプレイを動画でご覧ください。動画は、ジャガーノート本体を倒すところまでです。
オリエンスリーダーでジャガーノート攻略 キーマン無し編 【メギド72】
いかがだったでしょうか。1ターン目のアタックとチャージの要求量が多めなんですが、フォラス編のところでも言った通り、ジャガーノートはスキルを優先してとるので、フォトンが大きく偏らなければ、わりと何とかなります。
雑魚殲滅編
さて、最後は雑魚の殲滅シーンをお送りします。概要のところでお話しましたが、オリエンスのスキルが非常に優秀なので、流水のまじない師でハイドロボムをつけながら、オリエンスのスキルで倒していくと良いと思います。
オリエンスリーダーでジャガーノート攻略 雑魚掃討 【メギド72】
必ず必要というわけではないので、動画や編成では入れていませんが、アンドロマリウスを持っている人は、流水の呪い師役をアンドロマリウスにしておくと、スキル強化で雑魚殲滅が非常にはかどります。
今回3種類の編成をご紹介しましたが、他にもパターンは色々考えられます。基本は、オリエンスの奥義を撃って、アタック強化と、ある程度の攻撃力上昇バフをあげれば、マルコシアスの奥義で倒せるので、例えばラッシュリリムにブラッディエッジを持たせるとか、アロケルワントップで、アロケルのスキルで攻撃力バフをする、なんて方法もあるでしょう。ぜひ、記事を参考にしていただいて、ご自身のアジトで最適な方法を探してみてください。