大幻獣はややこしいのが多いですが、その中でもキングオブややこしいのがドゥームですね。初めて出会った時には、あまりの情報量にクラッと来てしまう方も多いんじゃないでしょうか。
今回は、ストーリー配布メギドと、常設イベント配布メギドを使って、最短3ターンで攻略でき、捕獲も可能な構成をご紹介します。ドゥームはそもそもがランダム要素が非常に大きい相手なので、確実なことは言えないんですが、編成難易度は非常に低く、かなり安定し、比較的かかるターンも短めだと思います。
もちろん、ガチャで手に入るメギドを使うともっと楽な編成にもできるので、基本を理解した方は、ご自身のアジトのメンバーにあわせてアレンジしてみてください。
まず、ドゥームの基本的な攻略ポイントをご紹介してから、実際の編成と攻略手順、さらに捕獲という流れでご紹介していと思います。
ドゥームのポイント
すでに情報過多でとてもひとつひとつ把握していられませんね。必要なポイントだけまとめてお伝えします。
■基本のポイント
- 5つの面が存在し、毎ターンシフトする
- シフトするたびに各面ごとに設定された強化を自分にかける
- 各面に弱点の状態異常が1つずつ設定されている
- 最初は必ずめまい弱点からはじまる
- 弱点の状態異常を付与している時、その時付与されている状態異常の合計数だけ被ダメージ上昇。最大4つで800％UP
- 奥義は共通で撃つたびにレベルアップする
基本は上記ぐらいです。
各面の細かいスキルや覚醒スキルは全部把握して対応するというより、弱点の状態異常で機能しないように抑え込みます。今何の状態異常なのが弱点なのか、ということで最初は混乱するかもしれませんが、ステータス画面で特性のところを確認すればすぐわかりますので、覚えておいてください。ちなみにサイコロは6面でドゥームのシフトは5面ですが、残りの1つが奥義を放つときに出てくる面だったりします。
■編成のポイント
編成は、状態異常をどうそろえるか、という点が重要です。必要、あるいはあった方がいい状態異常は以下となります。
弱点の状態異常5つ
- めまい
- 病気
- 暗闇
- 呪い
- 感電
常に入れておく状態異常
- 束縛
余裕があったらあると楽な状態異常
- 完殺
- 毒
束縛は、シフト時の自己強化を防ぐために必須です。完殺は無くてもいいんですが、1度入れると永続の為、状態異常の数を常に1つ増やしてダメージアップでかなり有効です。毒は病気弱点の面で一緒に入るんですが、完殺があれば考えなくても良いでしょう。
で、どう構成するかというと
メギド5体と、オーブ5個の計10枠を使って、弱点5種と、束縛、完殺の合計7種の状態異常を用意し、残り3枠でアタッカーとバフ等を入れる、と考えると良いと思います。以下、アジトにいるメギドなどで変わるんですが
- 束縛役1人
- 弱点状態異常役3人(めまいを必ず入れる)
- 弱点状態異常用オーブ2個
- 完殺用大幻獣オーブスムドゥス
- アタッカー1人
- 残り2枠のオーブでバフ・デバフ等
というような感じで、内訳を考えるといいかなと思います。メギドによっては、例えばコルソンのようにスキルで束縛と呪いがかけられたり、アマイモンのようにアタッカーでありながら束縛をかけられたりするような、枠を圧縮できるメギドもいます。
めまい弱点は必ずしょっぱなに出てきて、そこでめまいを与えられると、ダメージもゲージ上昇も抑えられて大変有利になるので、めまいに関しては1ターン目に使えるメギドを入れるのが好ましいと思います。もし、カウンターベリトやフルーレティのようにスキルでめまい付与できるメギドをお持ちの場合は優先して使いましょう。
状態異常役は、スキル1つで状態異常をかけられるメギドを優先しましょう。アタッカーはわりと誰でもいいんですが、覚醒ゲージが長く準備が必要なメギドよりは、短めのゲージで、フォトンをあまり選ばず火力を出せるメギドが使いやすいことが多いです。
ちなみに、残り枠のオーブでバフ・デバフとありますが、デバフ用オーブというのはムタチオンのことです。専用霊宝をつけたバラムと組み合わせると爆発的にダメージが伸びます。バラムとムタチオンはドゥーム戦に非常に重要なので、ちょっと詳しく解説します。
専用霊宝バラムとムタチオン
ドゥームは以前は今よりもずっと強い大幻獣でした。それが今はだいぶ楽に攻略できるようになっているのです。その理由の1つが、永続状態異常の完殺を付与できるスムドゥス。そしてもうひとつ、特に劇的な変化をもたらしたのがバラムの専用霊宝です。
バラムの専用霊宝について詳しく知りたい方は、別途記事がありますのでそちらをご覧いただくのが良いと思います。
ドゥーム戦で重要なところをかいつまんでお話すると、バラムが何らかの方法で攻撃した時に、相手に「虚弱」という特殊状態が3ターンつきます。特殊状態なので、耐性は存在せず100%付与され、ターン経過以外で解除もできません。で、この虚弱状態になった敵は、状態異常・弱体の数１つにつき被ダメージが30%上昇します。ドゥームはそもそも状態異常だらけにして倒す敵なので、バラムがなんでもいいのでコツンとやるだけで、被ダメージが跳ね上がることになります。
さらに、常設イベント「プルフラス・復讐の白百合」で手に入るオーブ「ムタチオン」は、2ターンの間対象に、攻撃力、防御力、素早さを5%ずつ落とすことができます。それぞれのステータスダウン効果自体は微々たるものですが、虚弱と組み合わせるとこれだけでダメージ90%上昇。
例えば、ドゥームを倒す時にだいたい完殺、束縛と、あと1~2種類の状態異常を入れているはずなので、仮に、状態異常4種、ムタチオンによる弱体3種を入れていると仮定すると、虚弱の効果は7×30%で、実にダメージ210%上昇！
さらにドゥームは弱点の状態異常を付与されている時に、状態異常の数だけ被ダメージが上昇する特性があるので、被ダメージが膨れ上がったところを叩いて一気に倒してしまおう、というのがご紹介する戦術となっています。
討伐編成と戦い方
さあ、それでは編成に入りましょう。パイモンがアタッカーかつ、エクスプローラーで自身にアタック強化をかける役で、それ以外は状態異常、バフ役となります。全員、ストーリーか、常設イベントで手に入るメギドばかりです。オーブは、ストーリーもしくは常設イベント配布の他、ガチャ産もレアリティＲなのでほとんどの方はお持ちかなと思います。
パイモンをリーダーにすることによって、パイモン自身の覚醒ゲージを開幕＋1するとともに、覚醒スキルでめまいをつけるアンドレアルフスのゲージも＋1して、実質2ゲージにします。
また、バラムとジニマルは専用霊宝を装備しておいてください。特にバラムは必須ですね。ここまで来れているような人であれば、それほど作るのに苦労はしないはずです。
各メギドの役割
- アンドレアルフス：覚醒スキルによるめまい役兼、ムタチオン(常設イベント「プルフラス・復讐の白百合」入手)による弱体役。
- バラム：スキルによる感電役兼、バブルウーズによる暗闇役兼、虚弱役。専用霊宝装備。
- パイモン：アタッカー。エクスプローラーで自分にアタック強化をつけて奥義で倒す。
- ジニマル：スキルによる病気役兼、ブルーツリー（メインクエスト7章ステージ63入手）による呪い役。一応毒にもできますが、あまり考えなくて良いです。
- バーストカスピエル：スキルによる束縛役兼、スムドゥス(大幻獣オーブ)による完殺役。また、スムドゥスは束縛が間に合わなかった場合の強化解除にも。
動かし方
1ターン目
- カスピエル：スキル(束縛)
- アンドレアルフス：覚醒スキル(めまい)
2ターン目：パイモンターゲット
- 弱点属性の状態異常を入れる
- カスピエル：スキル(束縛)
- パイモン：エクスプローラー
１~2ターン目の残りのフォトンで以下の準備をできるだけする。上から優先準備の高い順
- パイモン覚醒
- カスピエルがスムドゥスで完殺
- アンドレアルフス再覚醒
- バラムがアタックかスキルで虚弱をつける
3ターン目
- 弱点の状態異常を入れる
- アンドレアルフス：ムタチオン
- スムドゥスをまだ使ってなければ使う
- 虚弱をまだつけてなければ、つける
- パイモンアタック、チャージ（とれなければアタック）
※もし、3ターン目で倒し切れそうになければ、カスピエルにスキルを渡して束縛を継続しておく
もし、3ターン目に感電弱点か、暗闇弱点の面がくると、バラムが状態異常をつけるついでに虚弱をつけられてフォトンが節約できます。（バラムにブルーツリーの方をもたせると、ブルーツリーは状態異常付与の際に攻撃しないので、虚弱がつけられません。なので、バブルウーズを持たせます）
2ターン目、3ターン目と別の状態異常が入り、パイモンが奥義を撃つと、奥義の効果で付与されるアタックも含めてドゥーム討伐できるギリギリぐらいまでいきます。残り、状態異常を付与する際などのダメージ等で倒せるか倒せないかというところです。パイモンにアタックチャージと積むと奥義2回で確実に討伐。
2ターン目に暗闇弱点の面がきたり（オーブの待機ターンで暗闇は2ターン目に使えない）、連続で同じ面がくるなどして状態異常の数が足らないと3ターン目では倒し切れませんが、大ダメージを与えてだいたい4~5ターンで倒せるので、気にせず攻撃しましょう。3ターン目に倒し切れる場合はいいんですが、難しそうな場合は、カスピエルにスキルをふって束縛を継続しておきます。
というところで、見本の動画をご用意しましたので、よろしければご覧ください。
次は捕獲です。
捕獲編成と戦い方
バラムの虚弱を利用した戦い方を知っている人が、ドゥームの捕獲で罠にハマることがあります。上手くダメージを調節できずに、倒してしまうんですね。で、これ、簡単な対処法があります。バラムの専用霊宝をはずしましょう。
単純な話で、バラムの専用霊宝でダメージが劇的に上昇してコントロールがきかないので、外せばわりと普通に戦えます。そうした上で、難易度をEXからベリーハードに下げれば、危険度もそれほど高くない状態で安定的に捕獲できます。ちなみに、捕獲素材はベリーハードでもEXと同じく3個ちゃんともらえます。
今回は、専用霊宝を外すというより、バラム自体をシャックスと取り換える編成になっています。バラムでもいいんですが、バラムはスキルで感電をつける際に防御力低下も入る為、ダメージのコントロールを複雑にする要因になるので、シャックスに変えています。
専用霊宝をはずすと、ムタチオンがいらなくなるので、空いたアンドレアルフスの枠にエクスプローラーを装備し、パイモンはリャナンシー(期間限定イベント「師の想い、弟子の想い」で入手)を最大強化で装備しています。リャナンシーは2ターン捕獲をする時に丁度良い打点が出るので装備させていますが、リャナンシーが無くても、捕獲自体は可能です。
各メギドの役割
- アンドレアルフス：覚醒スキルによるめまい役兼、エクスプローラーによるアタック強化役。
- バラム：スキルによる感電役兼、バブルウーズによる暗闇役。専用霊宝は外しておきます。
- パイモン：アタッカー。リャナンシー(期間限定イベント「師の想い、弟子の想い」で入手)を装備。リャナンシーは他のオーブでも可。
- ジニマル：スキルによる病気役兼、ブルーツリー（メインクエスト7章ステージ63入手）による呪い役。
- バーストカスピエル：スキルによる束縛役兼、スムドゥス(大幻獣オーブ)による完殺役。また、スムドゥスは束縛が間に合わなかった場合の強化解除も。
動かし方
1ターン目
- アンドレアルフス：覚醒スキル(めまい)
- カスピエル：スキル(束縛)
- パイモンを出来るだけ覚醒
2ターン目：パイモンターゲット
- 弱点属性の状態異常を入れる
- カスピエル：スキル(束縛)
- スムドゥス
- アンドレアルフス：エクスプローラー
弱点属性が入れられればパイモンの奥義で体力を減らす。 以降、束縛を切らさないようにして、弱点属性を入れながら、体力を減らして捕獲。
さて、捕獲ラインなんですが、ドゥームはすごく難しくて、各面によって防御力が違うのと、状態異常が3種入っているか、4種入っているかでもダメージがまるで違います。また、長期戦になるとジワジワ体力が減っていったりもします。なので、状況に応じて調整するのが良いですが、一応、一定条件の目安を出しておきます。覚えていただかなくても、パイモンの奥義1~2発だなと思っておいていただければよいです。あくまで参考程度に。
捕獲ラインについて
この編成で、パイモンレベル70、リャナンシー最大強化、霊宝無しの時、状態異常4種とアタック強化が入った状態で、パイモンが覚醒しているとして
■牙鬼の面(暗闇弱点)と氷花の面(感電弱点)
リャナンシーとアタック1つで捕獲ライン。(リャナンシーとアタックは順不同)ただし、氷花の面はギリギリなので、乱数が下に振れると届かない可能性あり。
■それ以外の面
アタックチャージで奥義を2回撃って捕獲ライン
ちなみに、1ターン目でめまいと束縛が入れられて、パイモンが覚醒、2ターン目に氷花弱点が来た時のみ、2ターン捕獲が可能になります。確率低いので狙わなくていいと思いますが、一応、動画は2ターン捕獲を撮影してみました。
ドゥームのオーブは素材にも使う
というわけで、ドゥーム攻略について書いてみました。実は、ドゥームのオーブをアスモデウスに装備させることはあまりなかったりするので、アスモデウスを育てるだけなら、亜種のクライスの方でも良いのですが、その後ストーリーで手に入る強力なオーブを育てるのに必要になるので、最終的には倒すことになるかなと思います。であれば、アスモデウスを育てるのと一緒にやってしまった方が手間が省けるかもしれませんね。
かつては、ややこしい上に、ランダム性の高さも相まって非常に厄介な大幻獣でしたが、バラムの専用霊宝やスムドゥスが出たことで、コツをつかめばかなり簡単に倒せる相手になりました。ぜひ、チャレンジしてみてください！
