各章に難所と言われるステージは多々ありますが、6章の難所と言えばここ、ステージ59のサルガタナス戦でしょう。とくにベリーハードはだいぶメギドになれてきた中級者が頭を抱える大変に難しいステージです。
しかし、今は後から登場したメギドや専用霊宝などがあるので、要点をしっかり押さえさえすれば、実はそこまで苦労せずにクリアすることも可能です。というわけで、今回はサルガタナス戦ベリーハードを、ストーリー配布と常設イベントのメギドだけで金冠クリアする方法を解説したいと思います。オーブに関しても、レアリティSR以下のもので可能な構成です。
もちろん、みなさんはガチャ産のメギドやSSRオーブを使っても良いわけですから、これを参考に、より楽な方法で突破していただければ幸いです。まずは、敵の分析をしてから、具体的な編成と戦い方、実際の動画までご覧入れたいと思います。
サルガタナス戦のポイント
サルガタナス戦は、中央の本体、そして両隣のハナガサ2体、両端のビハインドワーム2体の計5体の構成です。そして重要なのは、これらがチェインによって連携してそれぞれを強化し、攻撃してくるという点です。なので、解説もそういった連携の流れにそって解説していきます。
ちなみに、チェインが分からない人もいるかもしれませんが、簡単に言うと、チェインが発動した際に相手の順番を飛ばして、味方のパーティーだけが連続して行動できる、というタクティカルソートです。今回は敵が使ってくるので、自分のメギド達の順番が飛ばされることになります。チェインが連続して起こると、こちらの順番を飛ばして行動されるだけでなく、チェインで繋いだ数だけ技が変化して強力になったりするので注意が必要です。
まずサルガタナスのスキルについて。特性で自身に毎回スキルを付与します。サルガタナスにフォトンが積まれてなければ1巡目にスキルが飛んでくると思ってください。そしてスキルは全体攻撃に、強化解除、防御力低下がつき、さらに味方にチェインします。雑魚はみんな足が遅いのですが、サルガタナスだけが素早さ558ということで、サルガタナスのスキルを起点として、チェインで繋いでこちらの順番を飛ばして次々に行動してきます。
ビハインドワームとハナガサは、通常攻撃を含めたチャージ以外の全ての行動でチェイン中チェインをしてきます。チェイン中チェインというのは、チェインによって順番が回ってきたときだけ、自分も次の味方にチェインで繋げられる、という能力です。全ての行動がチェイン中チェインということは、サルガタナスを起点に順番が回ってくれば、そのままどんどん繋がっていってしまうということであり、また、1度途切れれば、サルガタナスがスキルを使うまでは雑魚はチェイン出来ない、ということでもあります。
ビハインドワームもハナガサもスキルを使うと全体に強化と覚醒ゲージ+2を付与し、チェイン中チェインします。ビハインドワームの強化は攻撃力40%上昇、ハナガサは防御力40%上昇。どちらの強化も1ターンしか持ちませんが、ビハインドワームの攻撃力40%上昇は非常に危険です。
そして、ビハインドワームもハナガサも、奥義を撃つときにチェインが長く続いていれば続いているほど、強力な攻撃をくりだします。ビハインドワームは単体0.6倍防御無視の攻撃が、4チェインで単体4倍防御無視まで膨れ上がり、ハナガサは全体0.5倍防御無視が、全体2倍防御無視まであがります。
ハナガサ、ビハインドワームも覚醒ゲージが6ありますが、これはスキル3つで覚醒してしまいます。しかも全員がいっぺんにです。素の攻撃力も非常に高いので、スキルでチェインし、攻撃力を上昇させながら奥義までつなげられると、それだけでパーティーが壊滅しかねません。
さらにサルガタナス本体の奥義は、全体アタック強化+攻撃力100%上昇、しかも味方にチェインということで、前述の流れに組み込まれれば大ダメージ必至の大変危険度の高い技になっています。
そこでサルガタナス戦の基本的なポイントは以下の5つになります
- サルガタナスより素早いメギドによる感電で敵のチェインを止める
- 束縛で敵の強化を防ぐ
- 可能ならめまいもつかい雑魚の動きを封じる
- なるべく早く雑魚を倒す
- 範囲回復を駆使してサルガタナスをじっくり攻略する
雑魚を倒すと、サルガタナスはシフトし、奥義が全体強化から、全体攻撃に変化します。といっても、奥義倍率1.5倍で、それだけで致命傷になる技ではありません。雑魚を倒した後のサルガタナスは、アタック以外の攻撃が全体攻撃であり、また、スキルに強化解除が含まれるものの、倍率自体はたいしたことが無いので、単体でそれほど強敵というわけではありません。しかし、多くの場合雑魚への対処にメギドやオーブの枠を割いた残りでサルガタナスの相手をする為、油断しているとせっかく厄介な雑魚を倒したのにサルガタナス本体にやられる、ということも少なくありません。
今回はこれに対し、最低限の対処をした上で雑魚を速攻で倒して、サルガタナスを1体にしたあとじっくり戦う、という戦法をとっていきます。
討伐編成と戦い方
まず、下準備として絶対に必要なのがブネの専用霊宝。ブネは専用霊宝を装備することで、戦闘開始時と、1ターンフォトンやオーブを一切使わなかった場合に剛剣という特殊状態になります。剛剣になると、オーブ以外の攻撃にダメージ200%上昇、防御無視、ダメージ軽減無効が1度だけつきます。1回攻撃すると剛剣は解除され、また1ターン何もしないでいると剛剣をつけることができます。これによりブネは非常に強力な列攻撃アタッカーになるので、奥義で雑魚を一気に蹴散らすことが可能です。
専用霊宝は、装備するメギドのメギドクエストを全ての難易度で金冠クリアするミッションをこなさなければいけませんが、必要素材自体は簡単なので、ぜひ作ることをオススメします。そして多くの場合、効果は絶大です。
パイモンのマスエフェクトでブネの覚醒ゲージを+1して、1ターン目ブネはチャージで覚醒。アタックを使うと剛剣が切れてしまうので注意です。その間に敵のチェインからの攻撃を防ぐために、シャックスがスキルで感電します。攻撃力上昇を持っているビハインドワームの2体のうち、先にスキルを使う方を狙って感電させるといいです。
2ターン目もシャックスが感電をしかけます。これは、1番早く動く雑魚を感電させましょう。チェインさえ止まればブネの奥義が先に雑魚を倒します。パイモンがエクスプローラーでアタック強化をかけてブネ奥義で雑魚を一掃します。パイモン以外をバフ役に使う時は素早さに注意してください。サルガタナスよりも遅く、ブネよりも速いメギドを使うと、サルガタナスのスキルによる強化解除を気にせず安定してバフをかけた攻撃をすることができます。パイモンは素早さがちょうどいいんですね。
また、ブネの奥義は敵の覚醒ゲージが多いほど威力が増すので、敵の覚醒が少ない場合にギリギリ体力が残るような場合があるかもしれません。これはブネの奥義レベルにも多少左右されるかと思います。サルガタナス戦の敵はスキルで全体2覚醒する為、ほとんどの場合は大丈夫だと思いますが、奥義レベルが低い等でどうしても敵の体力が微残りする場合は、ブネのオーブを専用の大幻獣オーブ、アビスガードにするといいでしょう。
2ターン目1巡目に雑魚を倒してしまうことで、前述した対策のうち、束縛やめまいは必要がなくなります。
雑魚を倒した後は、オーブで回復しながら剛剣をつけたブネの奥義をダメージソースとしてゆっくりサルガタナスを倒していきます。持っている人は、アンドレアルフスの枠を回復役にするとより安定するでしょう。後列のメギドを入れる場合は、雑魚が全員トルーパーなので、1~2ターン目の攻撃でやられないよう注意です。
各メギドの役割
- シャックス:スキルによる感電役、アビシニアンで回復
- パイモン:エクスプローラーによるアタック強化役。マスエフェクトでブネの覚醒ゲージを開幕+1する。
- ブネ:専用霊宝必須。アタッカー。リリィキャットで回復もする。奥義の威力が足りない場合は、オーブをアビスガードにする。
- ブニ:盾役兼、アビシニアンで回復。かばうはサルガタナスのスキルで簡単に解除されるうえ、霊宝等が無いと通常攻撃のダメ―ジを無効化できるかギリギリぐらいなのであまりこだわらなくてよい。
- アンドレアルフス:リリィキャットによる回復役。体力高めのメギドであれば誰でも良い。もし持っていれば、回復ができるメギドを採用するとより安定する
動かし方
1ターン目
シャックス:スキル(ビハインドワームでスキルを先に使う方を狙うと良い)
ブネ:チャージ
2ターン目:ブネターゲット
シャックス:スキル(1番先にスキルを使う雑魚を狙う)
パイモン:エクスプローラー
ブネ:奥義
雑魚撃破!
以降、オーブの回復で耐久しながら、剛剣を発動させてアタック強化した奥義で攻撃してサルガタナスを倒します。ブネが奥義を撃つターンに残りのフォトンで3覚醒させられると効率が良いので、可能なら狙うといいでしょう。
それでは、見本の動画をご用意しましたので、よろしければご覧ください。
専用霊宝を見直そう!
過去に高難易度とされていたステージが新しく登場したメギドや、専用霊宝で一気に簡単になるということが少なくありません。特にブネあたりは、強力かつ特別な能力なので、彼の専用霊宝でいろんな場所が簡単になったりしてます。
「メギド部!」でもそうなんですが、過去に書かれた攻略記事は、情報が古くてそこのところが載ってないような場合も少なくありません。攻略情報を見たけどまだ難しい、という時は、専用霊宝や最近登場したメギドなどを見直すと、糸口が見つかるかもしれませんよ。それでは!