メギド部!

メギド72の仲間と勝算を探すブログ

弱くなったが、超強い 修正後オリエンス検証

(注)メギド部!のネタバレに関する基準については、こちらのネタバレポリシーに記載しています。ご確認いただき、了解の上記事をご覧いただくよう、お願いします。

もーいーくつねーるーとー

 

サバトですね! 新年の始まりとともに開催される今回のサバトは新テルミナスメギドのネフィリムとともに、不具合が修正されて、以前より弱くなったオリエンスがピックアップとして登場します。えー、弱くなったオリエンスなんて誰が欲しいの? と思う人も、いるかもしれませんね。実際SNSなどの反応を調べていると、そういう声をチラホラ見かけます。

 

オリエンスは覚醒スキルに不具合があるとして、2019年12月23日の更新で修正されています。オリエンスの覚醒スキル+は、ためているバレットの数に応じて、攻撃力2倍ダメージの攻撃を、かばうを無視してランダムな対象に最大10連射するというものですが、その際、リリース当時は、全ての攻撃に対し消費されたバレットの効果が同時に発現していました。

 

例えば、オリエンスの奥義、フォカロルのスキル、アガレスの覚醒スキルでバレットをそれぞれ2つずつ生成したら、オリエンスの覚醒スキルは、ダメージ60%上昇、強化解除、飛行特効2倍、防御力80%無視、感電80%の効果が全て発現した攻撃が、6連射されていました。

 

修正後は、生成された順にバレットが消費され、対応した効果が発現するとしています。なので、同じ条件でも、最初の2発はダメージ60%上昇と強化解除、次の2発が飛行特効、最後の2発が防御力80%無視の感電80%攻撃、となります。

 

さらに、この連射が、連続攻撃ではなく、単発攻撃を複数回繰り返している仕様が正しいということで、連続攻撃ダメージ上昇などの効果が乗らなくなりました。分かりやすいところでは、イベント「プルフラス・復讐の白百合」で手に入る、「インサニティ」の特性による連続攻撃ダメ―ジ上昇が乗らなくなりました。

 

バレットの効果が同時に発現しなくなったことで、間違いなくオリエンスは以前より火力が出にくくなりました。また、インサニティは汎用的に使えるダメージ上昇効果を持ったオーブとして優秀で、技も自身にスキル2つ追加と使いやすく、イベント産で持っている人も多いため、この特性が乗らなくなるのは結構大きいですね。

 

じゃあ、オリエンスはもう使えないメギドになってしまったのでしょうか。それを確かめるのが今回の記事です。ちなみに僕の意見を先に言っておくと、この修正は妥当であり、オーバーキル気味だったオリエンスの火力が下がっても、依然として非常に強力なメギドである、ということを修正発表直後の記事に書いております。その検証をしていこうというわけです。

 

まあ、見てみてください。オリエンス欲しくなる人、きっといると思いますよ。今回はまず、オリエンス覚醒スキルの強さの秘密について解説し、それから、色んな強敵を倒してみたいと思います。オリエンスの強いところをたくさん見ていただきたいので、敵の攻略情報やパーティーの解説は割愛して、動画をたくさん掲載していきます。ちなみに、今回使用するパーティー構成や動かし方については、オリエンス修正前の記事ですが、以下で大体紹介しております。

 

www.megido72club.com

www.megido72club.com

詳しい動かし方や構成を知りたい人は、上記記事をご覧ください。

 

さて、強敵を倒していきたい都合上、ストーリー後半の重要な敵も出てきます。飛行特効バレットを持つフォカロルとオリエンスの組み合わせをご紹介したいんですが、実は、ストーリーの強敵に飛んでいる敵が結構いるのです。それらを続けて吹っ飛ばしてご覧に入れたいと思っております。

 

なので、ネタバレしたくない人用に、ネタバレにならない形で御品書きを置いておきますし、直前に警告を置いておくので、この先はまだ攻略してないから敵を見たくないなーという人は、そこでお戻りください。最初の方は大幻獣でバフを盛った超火力や全体化による一掃をお見せして、後半は飛行特効でストーリーの敵を次々撃破する形にしていきたいと思います。

 

それでは、オリエンスの強いとこみていきましょー!

オリエンス覚醒スキルの秘密

f:id:TaoriHiromu:20191230110430p:plain

f:id:TaoriHiromu:20191230110441p:plain

オリエンスの覚醒スキル+は、攻撃力2倍ダメージです。4ゲージ覚醒スキルのダメージとしては決して強くないですね。そのまま撃ってもたいしたダメ―ジはでません。

 

ただし、オリエンスには自分より素早さが遅い相手に対するダメージ1.5倍という特性があります。この特性のおかげで、同じ倍率の攻撃と比較してダメージが伸ばしやすくなっています。ですから、スキル強化はもちろんのこと、レッドウィングなどで攻撃力をあげていくと、そこそこの奥義くらいのダメージにすることが可能です。

 

これでもまだ、手間をかけたわりに普通の奥義程度の威力です。しかし忘れてはいけません、オリエンスの覚醒スキルはバレットの数だけ連射されるんです。こう考えてください、バレット1つの時がダメ―ジ100%、そこからバレットが1つ増えるごとにダメージが100%ずつ増えていくんです。例えばラッシュフォカロルやニスロクがスキルを1回使うと、バレットが2つ生成されます。これでダメージ200%なんですよ。2回使うとバレット4つでダメージ400%! 400%ってもうちょっとすごくないですか、たったスキル2回ですよ。最大でバレット10、ダメージ1000%!!!

 

ダメ―ジ1000%!? それとんでもないことにならない? なりますとも。

 

ここに、バレットの効果が乗るんです。オリエンス本人の奥義+ならダメ―ジ60%上昇と強化解除。アガレスの覚醒スキル+なら防御80%無視と感電80%。フォカロルのスキル+なら飛行特効2倍、フォカロルの奥義+なら固定ダメージレベル×40、という具合です。

 

というところで、実際どういうことになるか動画を交えてみていきましょう。

 

オリエンス火力減少検証 大幻獣リリィEX 3ターン攻略

まずは、大幻獣リリィ。リリィは、防御力1045、体力14万8960を誇り、しかも貫通無効で、防御無視攻撃が通用しない、非常に耐久力の高い大幻獣です。

 

本来は一定ダメージを与えるとシフトし殻があいて、防御力が下がる代わりに攻撃が苛烈になる、という相手です。これ、オリエンスで倒す動画を修正前に記事で投稿しております。その時は、殻をあけないまま覚醒スキル1回で倒すことができました。さて、修正後はどうでしょう?


修正後オリエンス検証 リリィEX 3ターン攻略

いかがでしょうか? 前述した通り、オリエンスにバフを徹底的に盛った上、バレットを重ねることで奥義並みの威力の攻撃を連射して超火力を出しています。15万近いリリィの体力がふっとんでますね。しかしこれ、実は修正でメチャクチャダメージ下がっています。下がってこれなんです。ちょっと検証しましょう。

f:id:TaoriHiromu:20191230115132j:plain
f:id:TaoriHiromu:20191230115141j:plain

動画をコマ送りしてダメージを見てみると、最初の2発が約33000ダメージ、その後が約23000ダメージとなっています。バレットは合計8発なので

 

33000×オリエンスバレット2=66000ダメージ

23000×アガレスバレット6=138000ダメージ

66000+138000=204000ダメージ

 

約20万ダメージ相当です。相当、というのは、実はオリエンスの覚醒スキルは敵が死ぬと連射が止まるので、実際には15万ダメージを超えたところで止まっています。

 

最初の2発はオリエンスのバレットなので、ダメージ60%上昇が効いています。後半6発はアガレスの防御力80%無視弾ですが、これはリリィの特性の貫通無効によって意味を成しません。それで最初の2発と後半6発でダメージに大きな差が出るんです。

 

修正前であれば、全ての攻撃にオリエンスのバレット効果ダメージ60%上昇が効くので、

 

33000×8=264,000

 

約26万程度のダメージになります。実際、修正前にはその程度のダメージが出ていました。

 

 6万もダメージ下がってる! 6万も! 6万ってすごいダメージですよ。ゆうに、そこら辺のボスや大幻獣1体分の体力に相当します。

 

……それでも20万相当の攻撃でリリィ吹っ飛ばしてるというのが今のオリエンスです。なので、修正前オリエンスはオーバーキル気味であり、修正は妥当、そして修正後なお、オリエンスはメチャクチャ強いというのが僕の意見です。

 

次は、オリエンスの覚醒スキルを全体化して戦います。相手は大幻獣ジャガーノート!

 

オリエンス×全体化 ジャガーノートEX ハイドロボム無し2ターン攻略

ジャガーノートと言えば、ハイドロボムを2つ以上つけるとダメージが2倍になるので、これを利用して一気に倒す、というのが定石の大幻獣ですが、オリエンスはハイドロボム無しで、しかも雑魚も含めて全員いっぺんに2ターンでふっとばします。これも修正前に同じ動画を投稿していますが、今回修正後どうなるか。


修正後オリエンス検証 ジャガーノートEX ハイドロボム無し2ターン攻略

というわけで、あっさり倒せてしまいます。普通、ジャガーノートの攻略は、ジャガーノートが悪魔、物体の種族をもつスナイパーであることから、悪魔特効2倍のあるマルコシアス、トルーパーでスナイパーにクラス補正1.5倍を持つビフロンスやラウム、そして物体特効2倍かつトルーパーによるクラス補正1.5倍のグラシャラボラスなどがアタッカーに選ばれ、さらにバフを重ね、ハイドロボムを2つつけてダメージ2倍にして1発撃破を目指します。

 

オリエンスは悪魔特効も物体特効もない上に、クラス補正もつきません。さらにハイドロボムさえつけずに、ジャガーノートの弱点を全部無視して、それでも、自分より遅い相手にダメージ1.5倍という汎用性の高い特性と、バレットアーツのパワーで押し切ります。確認しておきますが、これ、修正後ですからね。※2020年1月3日追記(このパーティーはオリエンスのポテンシャルを見せる為のもので、ジャガーノート安定周回用パーティーというわけではありません。これで周回しようとすると、要求フォトンが多いい為、わりと事故もあると思います。お気をつけください。)

 

ここからは、オリエンスとフォカロルの組み合わせです。実はストーリーの重要ボスには飛行を持つ相手が結構いるんです。5章ラスボス、6章ラスボス、そして7章ステージ71。各章の強敵を次々撃ち落としていきたいと思います。ここからはストーリーの相手になります。それぞれ直前に警告とチラ見え防止ラウム君を置いておきますので、ここから先は攻略前だから見たくない、という人は、そこで戻ってくださいね。まずは5章ラスボスからです!

 

f:id:TaoriHiromu:20191221111040p:plain

オリエンス×フォカロル 5章ラスボスVH 2ターン攻略

フォカロルの飛行特効バレットを使って、ストーリーの強敵を次々倒していきますが、実は、動画的にはどれも似たようなものです。なので全部ご覧いただかなくても結構です。簡単に倒せますよ、という証拠としてアップしているようなものです。検証ですからね。

 

まずは5章ラスボス、アスモデウスメギド体、体力7万2千。ただでさえ苛烈を極める攻撃がダメージを受けていくと全体化する強敵ですが、フォカエンスには関係ありません。だって、飛んでますから。


修正後オリエンス検証 5章ラスボスVH2ターンクリア

この動画も修正前に投稿したものがあって、修正前は1ターンでクリアできました。なので前と比較すれば確実に弱くはなっています。それでも、メギド体アスモデウスに対して2ターンクリア、十分ではないでしょうか? ちなみに霊宝を積めば修正後も1ターンクリアも可能だったりします。足りないのはほんの少しだけなんです。

 

ラウム君はさんで次は6章ラスボスです!

f:id:TaoriHiromu:20191221111040p:plain

 

オリエンス×フォカロル 6章ラスボスVH 1ターン攻略

お次は6章ラスボスのアナーケンVH。体力51840。アタックとスキルでフォトン奪取をしてきます。プレイヤー側が使えるフォトンを厳しく制限してくる為、必然的に耐久戦になりがちですが、フォカエンスには関係ないです。そうです、飛んでいるからです。オリエンスに相対して体力5万なんて、あまりに脆弱。


修正後オリエンス検証 6章ラスボス1ターンクリア

ちなみにこれは、アナーケンが1巡目、2巡目にスキルフォトンをとらなかった時だけ成立します。じゃあ、アナーケンが1巡目からスキルをとってきたらどうなるのか。その場合も、フォカロルが飛行特効バレットを2ターンで4個作れるので、2ターン目1巡目には倒せます。

 

どんどんいきましょう! 次は7章ステージ71。

f:id:TaoriHiromu:20191221111040p:plain

オリエンス×フォカロル 7章ステージ71VH 2ターン攻略

ステージ71はアナーケンの同類、イカロエンが登場。攻撃すると反撃で煉獄の炎を付与してきて、しかも、煉獄の炎がついている相手には攻撃力5倍ダメ―ジ。体力はアナーケンよりずっと多い8万505。本来は、ダメージを伴わないハイドロボムを付与することで、反撃をもらわないようにして耐久して倒すのが正攻法だと思われますが、フォカエンスには関係ありません。なぜならそう、もうわかりますね。飛んでるからです。覚醒スキル1回で仕留めてしまえば、反撃だって関係ないのです。飛んでるのであれば、8万ぐらい吹っ飛ばすのはわけないですよ。


修正後オリエンス検証 ステージ71VH2ターンクリア

というわけで、イカロエンもあっさり攻略できました。こんな記事を書くと、バランスブレイカーで、もう全部オリエンスで良さそう…という人が出てきそうですが、オリエンスにも弱点はあります。というのも、オリエンスはバフを重ねて威力をあげて、バレットを貯めて攻撃した時に超火力になります。敵の攻撃がややこしくて防御や回復に多くのフォトンや人員を割かなくてはいけない相手や、複雑なギミックに手数が必要な相手は苦手です。

 

ただし、形がハマれば超火力、がオリエンスの持ち味です。3ターンあれば20万ダメ―ジを叩きこむこともできますし、敵の数が多ければ全体化と組み合わせて吹っ飛ばしても強く、そしてもちろん、飛んでいる敵に対して、フォカロルとのコンビネーションは超強力です。これからまた違うバレットの使い手が現れれば、その可能性はさらに広がっていくでしょう。

 

さてフォカロルとオリエンスのコンビネーション、もう強いのはお分かりいただけたかと思いつつ、ダメ押しをご紹介して終わりましょう。おまけみたいなもんですね、不具合の修正とか関係ないです。だって、覚醒スキル使いませんから。6章ステージ56をスキル2発でクリアします。

f:id:TaoriHiromu:20191221111040p:plain

おまけ 6章ステージ56VH スキル2発で撃破!


6章ステージ56VH スキル2発で撃破!

なんでこれが成立するかというと、オリエンスはリーダー時にマスエフェクトで素早さ20%上昇を自分にかけているんですが、アドラメレクはそのマスエフェクト上昇分が無い素のオリエンスよりも、遅いんです。だからオリエンスをリーダーからはずして、代わりにムルムルの飛行特効マスエフェクトが使えます。しかもアドラメレクは体力が、4万3200しかありません。オリエンスとフォカロルを相手に、飛んでて遅くて体力4万……覚醒スキルを使う必要すらありません。ネギを背負ったカモです。

 

というわけで、オリエンスの強いところ、たくさん見ていただけましたでしょうか。うちのアジトではエースアタッカーの1人として、大活躍してます。全体のバランスを考えれば、修正されてよかったと思いますよ、本当に。修正後ですら、おそろしく強いですから。

 

1月1日から始まるサバトでピックアップとして登場します。もし手に入れた人は、フォカロルとの組み合わせはもちろん、カウンターアガレスと組んでも強いので、ぜひぜひ使ってみてください。それでは、よいお年を!