ようこそ! ヴァイガルドへ! この記事は、メギド72を始めたばかりの人を対象に、序盤で悩みそうなポイントを解決することを目的とした記事です。メギド72は「多様性」を大きなテーマにしているゲームで、手に入るメギドは全てに活躍できる方法があり、どの敵と、どのメギドで、どんな戦い方をするか、その攻略法は千差万別、変幻自在です。1つの決められた答えが無いゲームには深みがありますが、一方で、初心者が何を選んだらいいのか迷うモトでもあります。
そこで、本来であれば数多ある選択肢から、初心者が序盤に困らずサクサク進める攻略法を、情報を絞ってお伝えしたいと思います。メギドというゲームを深く理解するための解説というよりは、書いてある通りプレイすれば、とりあえず困らず先に進めるというガイドです。
この通りにやらなくても、いくらでも攻略する方法はありますが、システムに慣れなくてどう戦ったらいいか分からない、最初は分かりやすいガイドの通りにプレイしてゲームを楽しみながら掴みたいという人は、ぜひぜひ参考にしてみてください。
かなり文量があるので、御品書きを置いておきます。気になるところだけ読んでもよいですよ!
初回引き直しガチャ
ゲームが始まってチュートリアルが終わると、ゲームの初めだけに存在する、何度でも引き直せるガチャがありますね。多くの人はここでどのメギドを手に入れるべきか、とても迷うはずです。先に言っておくと、究極的には誰でもいいです。どんなメギドでも、いつかきっと、あなたの為に勇敢に戦ってくれます。メギド72に、ハズレのメギドは存在しません。
しかし、序盤でも活躍できる、初心者にわかりやすい性能、汎用的にどのパーティーにもいれやすい、というのと、育てきると本領発揮、敵によっては刺さる性能、条件が揃えばすごく強力、というのでは、序盤から活躍できる初心者にわかりやすい汎用的なメギドの方が、始めたばかりの人に使いやすいことは間違いないでしょう。
というわけで、初心者が序盤に持っていると一気に楽になるオススメメギドを、かなり絞って教えます。他のメギドを選んでも全く問題ありませんし、こっちのメギドの方がいい、という意見ももちろんあるでしょう。もし、色んなメギドの特徴を知った上で選びたいという人は、GameWithさんの記事がまとまっていてオススメです。
ですが、もし、情報量が多すぎて、結局誰を選んでいいか分からない、という人に、間違いのないメギドをご紹介しておきます。
スタイル
引き直しガチャは、最初に3つのスタイル、カウンター、バースト、ラッシュから選ぶことになります。ここはカウンターを選んでください。
固定枠
引き直しガチャでは、必ずメギドが2体以上でます。最初に選んだスタイルによって変わりますが、あらかじめ決められている3体から1体と、もう少し多くのメギドの中からさらに1体。
カウンターを選んだ場合のあらかじめ決められている3体は
- ガミジン
- シトリー
- ベリト
の3体で、何回引き直しても、カウンターを選ぶとこのうちの誰か1人は必ず登場します。ここはシトリーを選びましょう。
実は、さっきの説明とは少し矛盾するんですが、シトリーは序盤から活躍するメギドではありません。シトリーは耐久性が低く、素早さも遅い代わりに、状況を整えると一撃必殺を出すメギドです。全メギドを見渡しても、トップクラスの火力を誇ります。
最初に提示される3人は、いずれもアタッカー寄りのメギドなんですが、アタッカーに関しては、1章ステージ5にマルコシアスという大変にバランスが良くて優秀なアタッカーが強制加入します。メギド72ではストーリーやイベントで、プレイヤー全員がもらえるメギドが、ガチャでもらえるメギドと比較して全く遜色ありません。遜色ないどころか、むしろ優秀で強力なメギドがたくさんいます。マルコシアスもその1人で、マルコシアスこそが、序盤から活躍できる初心者にわかりやすい汎用的なメギドそのものなので、初回引き直しガチャでは、あえて中盤以降に1撃必殺が欲しくなる場面を見越してシトリーを選択しておきます。(ガミジンやベリトもすごくいいメギドなので、そちらを選んだ人も心配はしなくてよいですよ!)
カウンター枠
固定された3体とは別に、カウンターから
・ザガン ・ロノウェ ・サブナック ・セーレ ・アロケル ・フォルネウス ・ボティス ・マルファス ・アムドゥスキアス ・マルバス ・グシオン ・カイム
のいずれかから出ます。ここではマルバスか、もしくはアムドゥスキアスを選びましょう。僕は自信があるのですが、マルバス、アムドゥスキアス、どちらを選んでも、あなたはこのメギドを中核のメンバーとして、大事に大事に思うでしょう。マルバスは回復のスペシャリスト、アムドゥスキアスは、防御に長けて回復もできるサポーター、序盤にストーリーで仲間になるメギドは、回復役が初心者にやや扱いにくく、また、サポーターがいないので、そこを補うためにこの2人のどちらかを選ぶという選択です。2人の違いを説明しておきましょう。
マルバス
前述のとおり、回復のスペシャリストです。通常攻撃以外の、スキル、覚醒スキル、奥義の全てが回復で、単体回復、全体回復、さらには自動回復まで1人でこなし、防御力アップまでサポートします。安定感と汎用性を第一に考えるなら、マルバスがNo.1です。最序盤から高難易度クエストまで、多岐にわたる場面で役に立ちます。マルバスが1人いれば、特にストーリーをクリアする程度の話であれば、回復について心配することはほぼなくなると言っていいでしょう。
ちなみに、かわいい顔してますが、性格はかなりヤバめで、自分がかわいいということを自覚していて、ゴリゴリにアピールしてきます。「私は存在するだけで、役に立つのよー!」などと言ってきますが、実際存在するだけで役に立つ能力を持っていたりします…(後述します)。
アムドゥスキアス
マルバスに比べると、ちょっとだけテクニカルなのがアムドゥスキアスです。しかし、テクニカルな分、メギド72というゲームの面白さが最初から味わえるのは、アムドゥスキアスの方かもしれません。僕は、最初にアムドゥスキアスを手に入れて、なんて面白いゲームなんだと感動していました。
アムドゥスキアスはスキルで味方単体に、攻撃を2回分無効化するバリアを張ることができます。アムドゥスキアスはメギド全体でも1位2位を争うスピードを持ち、まずほとんどの場合敵よりも早くこのバリアを張ることができます。敵が1撃でこちらを倒すような超強力な奥義を繰り出したとしても、ちゃんと攻撃対象を読んでバリアを張ることさえできれば、無傷です。ダメージ0。回復専門のメギドに比べるとやや扱いにくいですが、回復もできます。
アムドゥスキアスの場合は、弱点があって、連続攻撃をしてくる敵は簡単に2回分のバリアを剥がしてくるので通用しません。序盤に連続攻撃の強力な敵が出てくるので、そこでは別の対処が必要です。また、敵の攻撃を読む、もっと言えば、敵の攻撃を誘導してバリアを張らなければ、その能力は生かせません。そして、回復専門ではないので、回復について、多少の補助が必要になります。
一方で、恐ろしい攻撃をしてくる強敵を、アムドゥスキアスの使い方次第で簡単に無力化することもでき、使いこなすと本当に頼りになります。連続攻撃への対処や、敵の攻撃を誘導する方法、回復の補助ついてはこの記事で後述します。
ちなみに、オッドアイ、口元にほくろ、黒い翼とゴスロリの衣装、いわゆる中二病を詰め込んだような恰好をしていますが、本人の言動も中二病そのものです。まともな人間が中二病にかかって変なことを言っている、のではなく、中二病そのもの、中二病の化身、生粋のポエマーです。ただし、性格はおとなしく、思いやりや、やさしさにあふれ、なおかつ勇敢でもある、とても素敵な、ただ口からはポエム以外が流れないという良い子です。
編成と基本の戦い方
始めたばかりの初心者が次に困るのが編成かなと思います。誰をリーダーにしたらいいのか、マスエフェクトってなんなんだろう。難しいですよね。最序盤はあまり編成を気にせず戦っても、そうそう負けることはないでしょう。勝てなくなったら、編成を見直す、というので良いと思います。
ここでは、ストーリ1章ステージ5をクリアして、マルコシアスを手に入れた時点を想定し、序盤のストーリーを攻略するのに汎用的で安定感のある編成をご紹介しておきます。編成は上記の引き直しガチャで、マルバスを選んだか、アムドゥスキアスを選んだか、あるいはその2人を選んでいないかで変わります。
マルバスを選んだ人
存在するだけで役に立つというマルバス。それは本当の話で、リーダーにすると、マスエフェクトで、カウンターファイターの防御力をあげつつ、体力を自動回復します。各キャラクターの枠の下側にアイコンがありますよね。これがマスエフェクトの効果で、例えば左から2番目のドレッドヘアの男性、ガープをみると、盾のマークとハートのマークがついていると思います。リーダーのマルバスのマスエフェクトが発揮されて、防御力アップ、体力自動回復のマークがついているということです。
ガープと言えば、スキルのかばうで敵から味方を守るメギドですよね。そのガープの防御力をあげつつ、自動回復までするとなれば、そう、本当に文字通り存在するだけで役に立つんです。ちなみに、マルコシアスを見ると剣のマークがついていますよね。アタッカーであるマルコシアスは攻撃力をあげてくれるということで至れり尽くせりです。
シャックスとブネに関しては、実はわりと誰でもいい枠です。相手にあわせて、あるいは、ガチャで気に入ったメギドがきたら入れてみるのもいいでしょう。ただ、モラクスやウェパルではなく、シャックスとブネにしているのには理由があります。というのも、実はモラクスやウェパルというのはかなり耐久力が低いメギドです。もちろんそれをうまくカバーして戦えば活躍もしますが、初心者が安心して戦うには、こちらの組み合わせの方が楽なことが多いと思います。マルバスは回復を得意としているので、敵の攻撃をいったん耐えてもらえば、後から回復できるという点でも、耐久力が高いメギドと相性が良いと言えます。
戦い方は、毎ターン、ガープにスキルを1つ、マルバスにスキルを1つか2つ、残りのフォトンをマルコシアスに集中して、防御を固めながら敵を粉砕していくのが基本です。マルコシアスは覚醒スキルで列攻撃(覚醒スキルは星3から)、奥義は単体への強力な1撃を放ちます、雑魚を一掃するなら覚醒スキル、ボスを倒す時は奥義と覚えておきましょう。
マルバスは毎ターン終了時に勝手に1つずつ覚醒していきます。覚醒ゲージが満タンになると、アタックフォトンで奥義を放ち、全体回復をしつつ全体の防御力もあげてくれます。ピンチの時の必殺技、これも使ってみてください。
アムドゥスキアスを選んだ人
アムドゥスキアスもマルバスと同じで、リーダーにしてマスエフェクトを使います。アムドゥスキアスのマスエフェクトでガープに自動回復がつくほか、ポイントはマルコシアスとバルバトスです。両端の2人、枠の下にまあるい紫色のアイコンがついていますね? これは、覚醒ゲージの最大値が1つ減りますよ、というアイコンです。マルコシアスはゲージ4がゲージ3に、バルバトスはゲージ3がゲージ2に。始めたばかりだとよくわからないかもしれないですが、覚醒ゲージが減るというのは、メギド72においては強力無比な効果です。なぜなら早く覚醒ゲージを貯めることができるからですね。これによって、マルコシアスとバルバトスは奥義をバンバン撃てるようになります。
戦い方はマルバスと似ていて、ガープにスキルを1つ、アムドゥスキアスにスキルを1つか2つ、残りをマルコシアスに使って攻撃します。ただし、バルバトスにも隙を見てチャージフォトンを1つ渡して覚醒状態にしておきます。アムドゥスキアスはマルバスと比べると、回復にやや難があるので、いざという時の為にバルバトスの奥義による回復を準備しておくという寸法です。
さて、アムドゥスキアスを選んだ人は、さらに一歩進めた戦術も教えておきます。
編成はこうです。 空いている枠は自由…ではなく、抜いてしまいます。もし、ガチャでスナイパー(銃のアイコンがついている後列に配置できるメギド)を手に入れた場合は配置してもいいですが、ファイター(ブネやモラクスなど剣のアイコンのメギド)やトルーパー(ウェパルなどの槍のアイコンのメギド)といった、前列に配置するメギドは入れません。戦術によってはパーティー全員を埋めない方が強い場合もあるんです。メギド72の面白いところですね。
これはどんな時にやるのか。敵がファイター(剣のアイコン)やスナイパー(銃のアイコン)しかいない場合にやります。ファイターかスナイパーしかいない時はこの構成、と覚えておけば大丈夫ですが、一応、仕組みを解説しておきます。ちょっと難しいかもしれません。
敵は攻撃する時に、クラスによって狙う位置が違います。ファイター(剣のアイコン)やスナイパー(銃のアイコン)の敵は前列を、トルーパー(槍のアイコン)の敵は後列を狙います。そこで、前列を盾役であるガープだけにするとどうなるのか。なんとかばうをしなくても、敵は勝手にガープだけを攻撃してくれるようになります。
こうやって敵の攻撃をガープに誘導し、アムドゥスキアスで守ります。ガープはかばうをしなくても敵の攻撃を受けるのでフォトンを回す必要がなくなります。余ったフォトンをマルコシアスにまわせばより早く敵を殲滅できますし、アムドゥスキアスやバルバトスが使えばさらに守りが盤石になります。これをワントップ戦術、と言います。マルバスをリーダーにした場合も有効ですが、味方1人に敵よりも先行してバリアをつけることができるアムドゥスキアスはこの戦術と非常に相性がいいメギドです。
ちなみに、じゃあ逆に敵がトルーパーだけの時はどうするのか。後列をアムドゥスキアスだけにして、自分自身にバリアをかけるワンボトム戦術というのもあります。これも頭の隅に覚えておいてもいいかもしれません。
さてもう1つ、アムドゥスキアスのバリアは連続攻撃に弱いと言いました。1章ステージ7の黒き淵の鋏手や、2章ステージ14のエリミネーターなどが連続攻撃が痛い敵です。詳しい理屈はここでは省きますが、連続攻撃をしてくる敵には、防御力アップで対処すると覚えておいてください。具体的にはオーブを使います。
もし、このシャーベットマンを持っている人は、これをガープに使ってあげてください。2個持っている人は2個使ってもいいです。1個使うごとに防御力50%上昇という強力な効果で、ガープの防御力を跳ね上げます。シャーベットマンはガチャでしか出ないオーブですが、レアリティが低いので、遅かれ早かれ、ほとんどの人が手に入れると思います。
もし上記の、黒き淵の鋏手やエリミネーターと戦うまでにシャーベットマンが手に入らない人は、このボス達の連続攻撃はスキルによるものなので、シャックスによる感電で対処するということも可能です。シャックスの感電については、個別の紹介にて後述します。
バルバトスしか回復役がいない人
マルバスもアムドゥスキアスも選ばず、回復がバルバトスしかいない場合は、こうなります。シャックスやブネは他のメギドでも良いでしょう。大事なのはバルバトスがリーダーであること。自分のマスエフェクトの効果によって、覚醒ゲージが1つ減り、2ゲージで奥義が撃てるようになります。バルバトスは回復量は多いのですが、奥義でしか回復できないのがネックなので、覚醒ゲージを減らしておくことがポイントです。隣にガープを配置することでガープに自動回復、端っこにマルコシアスを配置することでマルコシアスの攻撃力をあげることができます。
ちなみに、バルバトスがリーダーの時は、カウンターのメギドに毒無効をつけることができます。毒が厄介な敵が出てきたときは、マルバスやアムドゥスキアスがいたとしても、バルバトスリーダーにして、カウンターメギドだけでパーティーを揃える編成が有効です、覚えておきましょう。
序盤に仲間になるメギドの特徴と育成優先度
さて、次にみんなが迷うのは、誰を育てたらいいか、ですね。これも、好きなメギドを育てたらいい、ともいえるんですが、序盤に仲間になるメギドの使い方と育成優先度を書いておきます。
ガープ
盾役メギド。ボティスやロノウェなどの盾役メギドをガチャで手に入れていない限り、最優先で育成しましょう。メギド72では敵の攻撃を受ける盾役メギドは非常に重要なポジションです。しかも、ガープはストーリー加入でありながら、極めて優秀な盾役であり、序盤から、最難関クエストまでずっと活躍することができます。
中盤からは専用オーブを手に入れ、他にどんな盾メギドを持っていたとしても、ガープでないとできない能力を発揮し始めます。ガープさえ育っていれば、敵の攻撃を受けて受けて、とにかく時間をかけてクリアできるというクエストもたくさんあるので、間違いなく最優先です。
アムドゥスキアスのところで紹介したワントップ戦法を取る場合は、ガープはその場にいるだけで十分にその役割を果たします。そうでない場合は、毎ターンスキルフォトンを1つわたして「かばう」をしてもらいましょう。かばうは2ターン持ちますが、使ったターンと次のターンの2ターンなので、毎ターンスキルを使うことで、かばうが切れた隙を狙われずに済みます。ガープは素早さが低いので、かばうがきれてからかけなおしをすると、その隙に攻撃されてしまうことに注意しましょう。
マルコシアス
1章ステージ5で加入するアタッカー。初心者に扱いやすい能力を詰め合わせたようなバランスの良さを持っています。適当に使っても強い! マルコシアスも、序盤から最難関クエストまで活躍することができる汎用性の高いメギドです。また、マルコシアスは「悪魔に対するダメージ2倍」、つまり悪魔特攻の特性を持っています。そして、メギドのストーリーではこの悪魔属性の敵が多数登場します。まず1章ラストステージのボスが悪魔なんですね。
もう1つ重要な点は、マルコシアスがスナイパー(銃のアイコン)、つまり後列に配置するメギドであるということです。アムドゥスキアスのところで紹介した、ガープだけを前列に置いたワントップ戦法が可能で、戦いやすい敵が非常に多くいます。
雑魚がたくさんいる場合は、覚醒スキルで範囲攻撃をすることができます(覚醒スキルは星3から)、ボスには奥義を入れましょう。スキルも2連撃と強力で、フォトン容量減少という、相手がフォトンを2つまでしか使えなくなるデバフをかけることができます。今の時点では詳しく分からなくてもいいので、余ったフォトンはどんどんマルコシアスに回して攻撃しましょう。
ガープが守って、マルコシアスが倒す、これが序盤の必勝パターンです。
バルバトス
回復役メギド。もし、マルバスなどの回復役メギドを手に入れていない場合は育てておきましょう。しかし、ガープなどの盾役、マルコシアスなどのアタッカーに比べると、バルバトスは育てる優先度がやや低めです。というのは、このゲームではレベルを上げても回復量は増えないんですね。バルバトスの場合は、星6まで育てきった時に奥義がパワーアップして回復量が増えることになります。現時点ではそこまでのことを考える必要はないので、起用する場合も、範囲攻撃などでやられない程度に、無理せず育てていくという感じになります。
使い方は、基本的に覚醒させておいて、ガープがピンチだと思えばターンの初めに奥義を撃って回復、すぐにチャージやアタックなどで再覚醒させると良いでしょう。バルバトスはスキルを使った際も、50%の確率で自身にチャージを追加するので、チャージやアタックが出なかった場合は、スキルを渡しておくというのも手です。奥義で回復するため、回復が間に合わない場面がでるかもしれません。もし持っていれば、回復用オーブを誰かに持たせておくと良いでしょう。
ちなみに、バルバトスはあなたがたくさんのメギドを手に入れたあかつきには、楽器を使った「協奏」という戦術で大化けするメギドです。これも頭の隅っこにいれておくといいですね。吟遊詩人はいつか演奏で活躍するようになります。
シャックス
意外性の塊、シャックス。赤いマフラー、腰にベルト、ライダースーツを着て、奥義を撃つ時は変身ポーズ、ということで、たぶん仮面ライダーモチーフなんですね。同じく悪魔を取り扱う有名なゲーム「女神転生」シリーズで登場するシャックスは、仮面をつけた鳥の姿をしていまして…仮面をつけた鳥…仮面をつけた…仮面…ということで仮面ライダーなんじゃないかと思います。
話がずいぶんそれました。シャックスは妨害役のメギドで、最初はどうやって使うか分からない人もいると思うんですが、非常に優秀です。彼女はスキルで感電という状態異常をかけることができます。感電をかけられた敵は、スキルフォトンによる攻撃ができなくなります。スキルや覚醒スキルを使おうとするとビリビリ痺れて動けなくなるんですね。スキルを主体に戦う敵であれば、シャックスの感電で敵の攻撃を大幅に防ぐことが可能です。アムドゥスキアスのところで触れましたが、1章ステージ4の源流を護りし者や、2章の強敵、ステージ14のエリミネーターなどは、シャックスの感電が非常に有効です。
特性によって戦闘中素早さが高くなるなるため、多くの敵に先行して感電をかけることが可能です。また、リーダーにすると、状態異常の成功率が上昇してさらに感電させやすくなります。ただし、感電させられる確率は100%でない上、敵側に耐性があるとさらに確率が下がります。ですから、使う場合はスキルを複数渡して感電を狙うと安定するでしょう。
敵によって通用する敵とそうでない敵に分かれますが、最難関クエストでもたびたび呼ばれるぐらい優秀な性能です。感電確率は、星4まで育てると1段階あがりますが、序盤に急いで育ててもガープやマルコシアスほどの恩恵はありません。育てておいて損はないですが、ボチボチぐらいで大丈夫です。
ブネ
ブネはとても勘違いされやすいメギドで、チュートリアルの説明や、その風貌から、アタッカーに思われるんですが、実はこの人攻撃力がそんなに高くないんです。ビックリですね。攻撃力は全メギド131体のうち、86位で、真ん中よりちょっと後ろぐらい。とはいえ、スキルで列攻撃ができるので、最初の方に雑魚を一気にやっつけるのには重宝するでしょう。マルコシアスが星3まで育って覚醒スキルを覚えたら、マルコシアスの覚醒スキルによる列攻撃の方を使いたくなる場面も増えていくと思います。
じゃあ、ブネは何の役割があるのかというと、この人は耐久力が非常に高く、また「覚醒減少」という能力に長けています。覚醒減少というのは、敵の覚醒ゲージを下げる能力ですね。なので、敵の覚醒ゲージを下げて奥義や覚醒スキルを撃たせないようにしながら持ち前の耐久力で長期戦をする、という戦術にマッチしています。
ブネ自身の技では、覚醒スキルで敵の覚醒ゲージを-2することができます。リーダーにすると、自身のマスエフェクトで覚醒減少量が増えて、覚醒スキルで-3、これは全メギドを見渡しても非常に優秀です。オーブを使う際にもこのマスエフェクトが適用されるので、敵の覚醒ゲージを下げるオーブを手に入れたら、リーダーのブネに持たせると効果的です。ストーリー序盤では、1章1ステージのヘルハウンドがブネが使える覚醒減少オーブです。ガチャでカラミティエッグを手に入れた人は、そちらを使うとさらに強力です。
ブネもあまり急いで育てる必要はありませんが、2章最初のボスあたりで、覚醒ゲージは長いけど、奥義を撃たせたら味方が壊滅してしまう、というようなボスが現れます。その時ブネをリーダーにしてヘルハウンドやカラミティエッグを使わせると楽になります。シャックス同様、ボチボチ育てておくといいでしょう。
※専用霊宝を持たせると、一気にトップクラスの範囲アタッカーになります。4章あたりにきたら、育てて、専用霊宝を持たせ、アタッカー運用することを考えましょう。
ウェパル
1ターン目に攻撃力が上昇する速攻のアタッカー。ウェパルは最初から手に入るメギドではあるのですが、わりと上級者向けです。メギド72では、色々な条件を整えることで、1ターン、あるいは2ターンでボスを粉砕するような速攻戦術が可能です。ウェパルはそういった速攻が可能なメギドなんですが、ちょっと始めたばかりの人では条件を揃えるのが難しそうだな、と思います。序盤においては急いで育てる必要性は薄いでしょう。
使う場合は、1ターン目に攻撃力が高いこと、そしてトルーパー(槍のアイコン)なので、後列、つまりスナイパー(銃のアイコン)の相手にダメージ1.5倍、さらにはスキルを使うと確率でアタックを自身に付与するため、多く攻撃できる、ということを覚えておきましょう。
モラクス
お肉大好き少年モラクス。モラクスの特徴は防御無視。防御力の高い相手にダメージを与える役割です。ただし、モラクスは体力も防御力も、全131メギド中100位以下と、大変にもろいメギドです。なのでしっかり守ってあげないとすぐに落ちてしまう為、初心者に扱いやすいとは言い難いかもしれません。
以下の2つの条件のどちらかに当てはまる人は、モラクスを積極的に育てるといいでしょう。
・防御無視手段がない人
例えば、初回のやり直しガチャで、カウンターのガミジンをひいていると、マスエフェクトでマルコシアスの攻撃を防御無視にすることができます。また、非常に多くの人が使う手段として、ホーリーフェイクというカウンターのSRオーブを装備すると、やはりマルコシアスが敵の防御力を6割無視することができます。こういったメギドやオーブを所持してなく、どうも防御無視する手段がなさそうだと思えば、モラクスは最低限育てておくべきです。
・ハルファスやフルカスなどを手に入れた人
ハルファスやフルカスは、実は防御無視の手段を持つメギドなんですが、モラクスをリーダーにすることで、マスエフェクトで全ての攻撃を防御無視にすることができます。特にハルファスは強力な全体攻撃をスキル1つで使うことができ、モラクスと組むと全体防御無視攻撃ということで圧倒的な戦術が使えるようになります。これらのメギドをガチャなどで手に入れた人も、モラクスは育てるといいでしょう。フルカスやハルファスは初回の引き直しガチャに出てくるメギドなので、持っている人も少なくないかもしれません。
モラクスを使う場合、本人が攻撃する場合は、防御無視攻撃は奥義ではなくスキルだという点に注意しましょう。一方で奥義は「地割れ」という地形を2ターン発生させることができ、地割れがついている敵は、防御力が半減するため、奥義で地割れをつけて、その間にマルコシアスなどで攻撃する、というパターンも有効です。ただし、地形効果は「飛行」を持つ敵、要は飛んでいる敵には通用しないので注意が必要です。
困った時の魔法の呪文
というわけで、初心者が迷いそうな、引き直しガチャ、編成と戦い方、そして育成の優先度について書いていきました。いかがだったでしょうか。それでも、分からないこと、困ることもあると思います。そんな時は、Twitterに
#助けてソロモン王
#教えてソロモン王
とハッシュタグをつけて質問を流してみましょう。それを見つけた流しのソロモン王が教えてくれるかもしれません。それでも、答えがもらえない場合は、確実に答えが返ってくるアカウントを教えておきます。
僕のアカウントですね。質問投げたらかなり詳しくお答えすると思いますよ。この人。それからもう1つ、メギド部に入るという手もあります。
このブログは「メギド部!」というタイトルですが、実は本当にメギド部は存在します。僕が毎週金曜夜に代々木でやっている「ゲームルーム」というイベントの参加者でメギドを遊んでいる人を集めたLINEコミュニティがあるんですね。入部資格は、ゲームルームに来たことがある人で、メギドをしている人。ゲームルームはメギドを含む、ボードゲームや、デジタルゲームなど、好きなゲームを持ち寄ってみんなで遊ぶイベントです。
メギド部は50人以上もの部員がいて、何か質問を投げると、即座に答えが返って来ます。東京近郊にお住まいで、ゲームルームに遊びに行ってメギド仲間を増やしたいという方は、ぜひぜひお待ちしております。
というわけで、初心者のみなさんも、どんどん攻略して、ぜひぜひ楽しいメギドライフを!